2 校長「まぁ、あなたもご両親を亡くされてショックだと思いますが、今日から我が校の生徒。充実した学校生活が送れるよう頑張ってくださいね」 『…はい!?』 ちょいちょいちょい!!!! ちょっと待て!!なんだって!? 両親が亡くなった!? この世界一マザコンだと自負している私が!!お母さんなしで生きろって!?!? いや、普通に無理でしょ。 どーゆー設定だよそれ!! そんな設定で送り込まれたのか私は!? 突然の校長先生の言葉に驚き(この場合動揺の方が正しい?)を隠せない華綺。 そんな華綺にはお構い無しに話を進める校長先生。 校長「それにしても引き取ってくれる方がいてくれて良かったですね。この学校で必要な物は全てそちらに送らせていただきました」 『へ!?』 またもや衝撃の事実の判明に慌てる華綺。 何!?私、誰かの家に引き取られることになってんの!? 校長「今日部活が終わってから一緒に帰るといいでしょう。我が校男子テニス部のスーパールーキーと…」 『………』 今!!今何と!?!? 男子テニス部のスーパールーキーって言ったら越前リョーマしかいないじゃない!!!! こ…これは!!これは!! 同居キタ――!! 居候バンザイ!!!! Back |