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わぁわぁわぁ〜!!!??





どうもこんにちは。
阪本思徠です。


何と!!私、トリップしちゃいましたー――!!!!





そして、私は今オリキャラの凰乃華綺です!!まさに夢のようなトリップ体験!!でも、困った事に私はこれからどうすればいいのか全く分かりません!!

テヘ☆

先ずは何とかこの場を乗りきらないと…。





桃「おい、あんた大丈夫か!?」




ペタンと座り込んでいる華綺に桃城が声を掛けた。




『へ?あ、ば、ばんそうこう下さい!!




やっぱり先ずはそこだよね!!っていうか…うわぁー――!!!桃に話し掛けられちゃったー―!!!




桃「ぅお!?血ィー出てんじゃねーか!!ほんとワリィ!!」

越「あーあ。俺知らない」




保健室へ行こう、と手を出した桃城に、越前の容赦ない一言。




桃「なっ!?少しは先輩をフォローしようとかいう優しさはないのか、越前!?」

越「だって俺のせいじゃないし」

『…ぷッ』

越「…何?」




うわぁー―!!リョーマくんと目、合っちゃった!!…じゃなくて!!




『え?あ、ごめんなさ「大体、校門の前でボーっとしてる方が悪いんじゃない?」…』

『は!?私のせいですか!?』




何それ!!聞き捨てならないそのセリフ!!!いくらリョーマくんだからって許さないわよ!!!




桃「おい、越前!!何言ってんだよ!!」




ナイス桃ちゃん!!ですよね!!何言ちゃってんのリョーマくん!!




越「ま、一番の原因は桃先輩のよそ見運転だけどね」

桃「うっ」




おぉ?何よ。ちゃんと分かってんじゃない!!




『そうでしょ!?私悪くないもんね!!』

桃「!?(ちょっとガーン)」




急に強気になる華綺。

当たり前じゃない。ただ立ってただけなのに。私が悪いわけない!!




越「…変なヤツ」

『まぁ、不思議ちゃんってことで☆』

越「は?」

『第一、自転車の2人乗りは交通違反だぞ!!だ・か・ら!!2人共悪いの!!』

桃・越「「…」」



ビシッと2人を指差して注意する華綺だったが、彼らは黙り込んでしまった。

ありゃ〜?やっぱ座り込んだまんまビシッとか指差しても格好つかなかったかな?




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