1 暗い部屋の中、窓から差し込む月明かり。 隣で眠る彼の顔がいつもに増して綺麗に見えた…。 私の彼氏は並盛の秩序。 最恐にして最強の不良。 そして、 私が通っている並盛中学校の先輩で皆が恐れる風紀委員長様。 でも、本当はとっても優しい人…。普段は仏頂面だけど、寝顔はとっても幼いの。 彼のこんな顔を知っているのは私だけなんだと思うと何だかちょっぴり嬉しい。 「…ねえ、恭弥」 小さな小さな声でそっと呼び掛けてみる。 返事はない。 いつもそう。 葉の落ちる音でも起きるとかいうけど、結局いつもベッドに潜り込むと直ぐに爆睡。朝まで絶対起きない。疲れてるんだよね…。 「もう…寝ちゃったの?」 「…」 やっぱり返事は無い。 ふ〜ん。 それなら今夜はずっといいたかったことを貴方の耳もとでそっと呟いてみようかな…。 I love you . (///…ちょ、それは反則でしょ) (!///起きてたの!?///) ・〜・〜・〜・〜・〜・〜 初代拍手でした。 この話はある映画のエンディング聞いてたら思い浮かびました。 普段はいいたくても恥ずかしくて中々いえないことってありますよね? 今回は、そんな普段はいえなかったことを寝てるんならいっちゃえ!!的な感じで……。 …はい、すみませんm(__)m しかも雲雀さん出番少なすぎた…Σ( ̄  ̄;) ごめんなさい(T T) Back |