1



『ブン太ー!!』




ある日の休み時間。柚樹が目をキラキラさせながら俺のクラスに飛び込んできた。




「おー。柚樹、新作のポッキー食うか?」

『食うー!!もう、ブン太大好き!!サンキュー』




ポッキーの入った袋を差し出してやると、柚樹もニコニコと手を伸ばしてきた。幸せそうに食べる顔に俺も口元が緩む。俺たちは甘いものが好きだ。美味しいスイーツショップを見つけてはケーキを食べに行ったり、お菓子で新作が出ればこうやって互いに分けてやる。そんな仲だった。















甘党同盟




Back



「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -