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The dear devil was found. It is destiny to love it if it is destiny to fight again. Oh, you are my fallen angel.


2012/04/05Thu
過ぎてるけど。
妄想しちゃったんで。



※こネタ。





「だあーから大丈夫だって。あの飛影だぜ、知ってる筈ねえーって」

飛影の愛を確かめたいから始まった会談は、可笑しな方角へと舵をきる。

「もし、巧くいかなかったら責任とってくれるかい、幽助」

爽やかな笑顔とは裏腹に、蔵馬の周囲にはブリザードの花畑が見えてしまう。幽助は内心、しまった、と、思わないでもなかったが、基本的に悪戯好き。結局、大丈夫だからと、なんの解決法にもならない呪文を云い続け蔵馬と一緒に、蔵馬が住まうマンションへと向かった。

二間ある片方へと幽助は隠れると、暫くして知った妖気がカラカラと窓を開けて入室して来た。しめしめ。まるで、幽助の顔つきはそんな表現がハマるものへと変化をとげてゆく。

他愛もない会話が2人の間で交わされ、暫くすると蔵馬が重々しく云い放った。内心幽助はニヤリ。

「ねえ、飛影。・・・、俺、自分自身の本当の気持ちに気づいたんだ。貴方とは、もう別れたい。実は、もうその人と付き合ってます」

そっとドアを開き2人を伺うその瞳はキラキラしている。

修羅場だ修羅場、ニシシ。ぜってーあいつ「それがなんだ」とか云って蔵馬の言葉を一笑にふす。が、待てども待てども返答がない。

あれ?そう思うと同時にドアを向こうから開けられた。立っていた飛影に心底驚いた。

な、泣いて、る?

実際に涙はなかったものの、そのルビーの瞳は間違えようがない水分がまくをはっていた。なんか、不味くねえーか?ぜってー誤解の目してる!

「あ、いや、飛影、これには訳がっ!」

慌てて取り繕うとするが、得てしてこういう場合は悪い方角へと流れるものだ。

「・・・。好きにしろ」

それだけを云うと、蔵馬の制止の声も聴かずに飛影は去って行ってしまった。

「飛影待って!・・・、ゆーすーけー!気配殺しておけって注意していたでしょう!どうしてくれるんですかっ!」

「ギャー!す、すいません」

その後蔵馬は物凄いスピードで部屋を出て行った。

後日。2人がかりで飛影の誤解をといたものの、蔵馬は暫くの間魔界にゆくことはおろか、お触りさえも禁止を喰らったという。俺はというと。蔵馬からそれはそれは地獄のような恐ろしい仕返しを喰らった。内容を知りてえーだって?勇気あんなー・・・、だがよ、勘弁してくれよ姉さん、俺、まだ死にたくねえーから。

だがしかしだ、ある意味成功だったんじゃ?て、のは俺の心のなかにしまっておくさ。

エイプリルフールには気をつけて──





あはは、当日になって急に浮かんでね〜。過ぎちゃったけど、まあいっか、と。ノリと勢いで書いたのみえみえ。飛影たん実は、ウソ泣き?「フン!エロ狐におキュウをすえたんだ」て、方向もありかなあ〜、と後から思ったのでした。ちゃんちゃん(´∀`*)r。



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