【結成】





ふぁあああ…眠い
初めての当直日なのに 何かあったら困るなぁ


二部

*


わ!戸田くん !起きてたの?


「キューー!」


もう…本当に元気だな
ガラス全部に水滴が凄いついてる…
さっきの音の正体は君だったんだね!


「きゅぅ…」


分かった分かった
内緒にしてあげるからさ!


「vv!!!」


ははv
僕の初イルカショーのときはよろしくね!


さてと 隣は―
あれ…高山くん 端の方にいるのかな
こっからだと見えないな


先に松岡くんの方から見てくか


ガラ


「zzzz」


松岡くんも起きてたんだね


「!」


あははv
ほら ヒゲが濡れてるぞ


「  ぐぅ」


この調子だときっと高山くんも―


ガララ





え?





ちょ…ちょっと落ち着こう


ふぅ…


えっと昨日の夕飯は…


時期外れの雑煮…


一部くんと 引っ張りあって食べた餅…


・・・・///


駄目だっ余計動機がしてきた!


「おーーーい!高山くーーん!!」





潜ってるのかな…


ちょっとスーツに着替えてくる!


*****


松「トレーナーが高山くんを探してる!?」


戸「高山くん?」


**


ドプン!


「おーい!」





「高山くん!!」





「!!?」





…これ


高山くんの貝だ


あんなに大事にしてたのに


なんで底にあるんだろう





「ぷは!」


……


どうしよう…


「高山くんがいなくなった」


・・・


トテトテ……


ペチペチ


「!……松岡くん…」


コクコク…


「何か知ってるのかい?」


ザパーーン!!!


「!戸田くんも―」


高山くんを探し出さなきゃ!
一部くんにも連絡しよ!


「………」


でも…
一部くん物凄く疲れてた
うん…そうだ
僕がやらなきゃ駄目なんだ!


「僕が探し出す!」


ザプーーン!!
ザブーーーーーン!!!!


パチパチパチ!!!!


戸田くんはジャンプを繰り返してて…
松岡くんは尾ビレで床を叩いてる


「戸田くん…松岡くん…」


もしかして


「一緒に探してくれるのかい?」


「キューーー!!!」
「グォっ 」




「じゃ!皆で高山くんを探すぞ!!」



僕たちは「高山くん探索隊」を結成した!
リミットは朝日が昇るまで!!






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