【願い事】高山+ネコ娘



「鬼太郎―いる?」

甲高い声が昼間のゲゲゲハウスに響き渡る

「・・・ZZZ」
「また寝てるし…」
「いつものことじゃよ。それより今日はどうしたんじゃ?」
「今夜ね、流星群がみれるらしいの!バイトが終わったら…一緒に見に行こうかなって思ってたんだけど…」
「大丈夫じゃよ。そのころには起きとるじゃろ」
「そうだといいけど。じゃ、親父さん行ってきます〜」
「気を付けてな。それにしても、よく寝るのう〜」

*

夜、小高い丘にて

「わぁ〜綺麗な星空〜」
「うん。すごい数だね」
「あっ!流れ星!あっちからたくさん流れてくるみたい」

流星群だけあり、流れ星が普段より多くみられる

「流れ星っていったら…あ、願い事!願い事しないと!」

2人は両手を合わせて、流れ星に願い事を伝えた





「何をお願いしたんだい?」
「……////・・・これからもずぅーーと、鬼太郎と一緒にいれますように―…って」
「…ネコ娘らしいね」
「そっそういう鬼太郎は何をお願いしたの?」
「え?僕かい?僕は―…」

(いつまでも私と一緒に過ごせますように―…とかかなv)

「今年の冬こそ、食料に困りませんように―…って」
「………;;;」

(私は食べ物以下なの!?)

「さすがにもらいものの素麺で年を越すのはどうかなって思って」
「……;;;」

(笑顔で話されても…;;)

「今年は熱々のそばで年越しだね。頼んだよ、ネコ娘」
「にゃっ!…あっ…熱いのは苦手なんだからねっ!」

止まることをしらない流星群が2人の帰り道を明るく照らし続けていた

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