判断ヲ下ス(めだ箱) | ナノ


今日は競泳部のほうでタイム測定をします。生徒会より競泳部を優先するもがなちゃんにならって一緒に来てたりしてます。

「今日は何泳ぐのでしょうか…」
「うーん、私はクロール辺りにしようかなあ」

自由形ですか!あのタイム測定が厳しいとよく言われる自由形!!テンションが上がります…。バタフライとか誰かやってくれないですかね…。

「もがなちゃん雰囲気柔らかくなった…最初会ったときと全然違う」
「それ言ったら菜詩ちゃんもです」

むぅと怒りながら私達は競泳部のほうへと向かっていた。一応私にも予定はあるのですが、最近競泳部のマネージャーみたいになってるのは気のせいでしょうか。陸上部などはよく声をかけてくれるのですが他の部活動は……。まあ柔道で鍋島先輩が出たら私も出るのですが。あの人、私が目を離すすきに卑怯な手を使いますからね…。

「菜詩ちゃん、今日から2日間競泳部の活動するからタイム測定お願いしてもいい?」
「問題ないですよ、勿論」

競泳部はタイム測定が楽しい部活動の1つだ。さすが11組、と言わんばかりだ。…私も11組なんですけどね、一応。


それから2日間、私は競泳部へ居座り、タイム測定やコンディションなどを先輩方やもがなちゃんに報告した。おそらく時期がくれば2秒、3秒は早くなるだろう。おそろしい。


「お疲れ様です。私、陸上部のほうのタイム測定行きますね」
「じゃあ生徒会のほうも行ってきます」

「助かったよ、頑張ってな」

いえ、と首を振り制服に着替え持ち物を確認し私は陸上部のほうへとかけていった。
そしてもがなちゃんは生徒会室のほうへ。嫌な予感はしたものの、私は陸上部のほうへと向かっていった。



111205
単行本2巻がここまでです
ちなみに露出〜のほうには喜界島さんいなかったので部活動かな、と思い部活動に行ってもらいました。




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