今日はやっちゃんが何か用事がある、と言っていたので私はばったりと会ったたかひろくんと帰っていた。
「松本くんよ、やっちゃんってさ恋する乙女って感じしないかい?」
「は」
「いや、もう実際これって恋愛フラグなんてべっきべきにへし折られてるけどさ、やっちゃんだけは別だと思うのさ、私はね。いや、いいね、青春だね」
「どうした、笹原」
「どうもしないよ、ただ、多分うらやましいってだけなんだろうね」
私はふう、と息をつき笑顔を浮かべる。
「松本くんよ、この今聞いた話は内緒だぜ!」
「わかった、…あと口調統一してくれ」
「だが断っちゃう!」
「えっ」
はは、と私は笑い声を上げ駅へと向かう。
「たかひろくんよ、まあまた明日!」
「おーって今お前俺の名前!」
「気分じゃ気分!」
あー、面白い。けどまだあの3人には程遠いけどね。
私と友達とたかひろくん 2
120305
たかひろくん好きなんですけど、同士さんいませんかね
口調がわからないけど