ざわざわ、と着替えを終えた生徒達が体育館へ集まってきました。

「んじゃあ、全員集まったかー?」

やけにハスキーな声の持ち主は、このクラスの体育の教科担任です。


ずらりと並んでいるのはこの二年Sクラスの生徒と隣の隣のクラス、Bクラスの生徒達です。

なぜBクラスなのかといえば、Sクラスの運動についていけるのはBクラスだけ…ということかららしいです。

流石にSクラスということもあってか、眉目秀麗な生徒たちばかり…羨ましい限りです。
その中には生徒会の面々も並んでいます。きちんと静かに立ってる加減が非常にシュールです。



「それじゃあ今日はバスケットボールをするから、各自15分まで準備運動とシュート練習ー!」



ぴっ!と笛がなり、各自が動き出しました。


やっぱり所詮は高校生ですね。仲間内で集まるのは最早当たり前なもので。


「「かいちょー!見てみてー!!」」

「あん?」


双子庶務がドリブルをしながら近づいてきました。



「すーぱー…」
「うるとら…」
「「ミラクルぱぁあああす!!!!」」


「ぎゃあああ!!!」



二人で投げる必要が何処にあるのかはわかりませんが、とりあえずギュン!!!!と剛速球のバスケットボールがとんできました。


「てってめぇら!!何してんだ!!殺す気か!!?」


「「てへぺろ☆「ぶっ殺す!!!!」あは、ごめそ☆」」



まぁ、こんなの日常茶飯事です。所詮は高校生の戯れなのです。





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毎回こんなかんじで進んでいくと思われます◎




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