クラスメイトside
いつものように昼休みを過ごして、そろそろ眠くなってくる5時間目。
「…(眠いなぁ…)」
うとうとしながら教師の声を聞いていると、突然がらりとドアが開いた。
そこにいたのは、一年間も会っていなかったクラスメート、志月だった。
緩やかな挨拶をしてクラスメートに歓迎を受けた志月は、急にしかめっつらになり、視線を反らした。
「!」
嫌でも照れてるのがわかる。…白い頬を赤らめ、耳も赤く染めている。
クラスメートが帰ってきた嬉しさもあり、いろいろ複雑な気持ちだ。…罪悪感も含めて…
因みに罪悪感は俺の息子が反応してしまったことによるものだ。