じゅうご
《………あ。》
《思いついたかなー?☆》
《はい。それじゃあ、食堂のスイーツフルコンプの無料券…とか出来ますかね?》
《お、意外☆全然可能だよお!了解しました☆》
ほんと意外。無料券(あらかじめ色々予測していたのか、何故か用意されていた。)を手渡されたいーんちょは何故か僕の所に来た。
「…暦?」
「……んー?」
「ほら、これ。」
そういって手渡されたのはスイーツ無料券。
「…貰って、いーの?」
「うん。おかえり祝い。」
「…あり、がと。」
ふわりと笑ったいーんちょを見て、僕も笑う。
周りが煩くなった…気がした。
《……じゃあ良いかなー?志月先輩には景品orお願いひとつ!》
茶色い方が指差したのはどっさり用意された景品。………の中にあるものを発見。
「……!!(も●けの特大抱きまくら…!!!●けけかわいいもけ●!!)これ、欲しい…!!」
《……え?は?…あ、これ?》
あまりの驚愕に固まる一同。…何が可笑しい!!
「…そう。」
《……良いんですか?》
さっきまで睨んでいた茶色も今はキョトン。
《は、じゃあ……》
そういって手渡されたのは特大抱きまくら…と、大量のもけ●グッズの入った紙袋。
「〜!!!……えへ」
あまりの嬉しさにもけ●に抱き着きながらえへ、などとキモい発言をしたがまぁキモいのは知ってるから自重はしない。