「さぁさぁルールはこんなかんじ！」
「制限時間は二時間☆それじゃあ村人の皆、準備はおっけぇかなー！？」

どこからか取り出した悪魔の角のｶﾁｭｰｼｬをつけたピンク髪が言うと、おおおおお…！！！と沸き立つ講堂。

「それじゃあいくよ！村人さん、」
「「れっつごー☆☆」」


開始の合図と共に、逃げる生徒。僕も行かなきゃ。…裏から出ようかな。






逃げてから10分たって、放送が入る。

〈ｶﾞｶﾞｯ……あ、あー…ん゛んっ！それじゃあ鬼さんもれっつごーするよぉー！〉


う、早い。まぁ隠れてれば平気か…………！！なんか集団が来る。


志月先輩！！見つけた！！！！
あ、ちょ！俺が先だ！



いやいや。その前に来ないでください！！！
これは脱出フラグかな。


「……うむ。逃げるが勝ち！」

あ！待って！！
暦ぃいいい！！




……怖い気持ち悪い
いやぁあああああああ！！！！！