よん
とりあえず至急ってたから早歩きで講堂に向かう。
がちゃ。
「志月とおちゃく致したー」
「あ、…志月先輩こんにちは。」
入口にいた子がにこりと笑った。見たことある平凡くん。
「(んー…えー…あ、思い出した。)綾中君だー。」
「名前、知ってたんですか?」
「うん、かいちょーがここくる前にゆってたから。下はしらないけど。」
「あ、初(うい)です。綾中初。よろしくお願いしますね。」
そういってふわりと笑った綾中君。…よく出来た子です。
「…そ。よろしくね、綾中君。……んで、用件はー?」
「あ、はい。先輩留学から帰ってきて、一度も挨拶してないですよね。なので、今日これから始まる鬼ごっこの前に、挨拶してほしいんです。」
「…それだけ?」
「はい。」
それだけに1時間前によんだのかよばかぁあああっ
「…うん、いいよ。りょおかい。」
「じゃ、よろしくお願いします。」
それから1時間講堂で準備を手伝って、(常にモジャの信者の生徒会メンバーが睨んできてた)ついに本番。