さん
それから黙々と二人で弁当を食べていると、佐竹君の弁当にあるものを発見。
「!!!!そ、それはチーズはんぺん!…庶民の至福だぁあああ!!!」
ここにきてようやく自分が庶民だって思い出したよ
「……いります?」
「…くれんの?」
「…どうぞ」
そう言って弁当を差し出す佐竹君。
「…食わせて?」
上目でお願いとかふざけてみる。
「(ごふっ!!おねだり!!?)〜!!」
そのままがぼぉっとはんぺんを突っ込んで来る。
「うむっ………うまい…!」
ほんと至福。横でぶつぶつ何かゆってる佐竹君はほっとくことにした。
「ふう………ごちそうさまっ!」
とりあえずゆっくり食べ終わって、弁当をしまう。
《3‐S、志月暦君。至急講堂までお越しください。》
あ、僕?…めんどっ
「佐竹君、ちょっと行ってくるね。」
「にょおっ!!!!はははひ!!!!」
…妙な奇声。