さん





 
 
それから黙々と二人で弁当を食べていると、佐竹君の弁当にあるものを発見。
 
「!!!!そ、それはチーズはんぺん!…庶民の至福だぁあああ!!!」
 
ここにきてようやく自分が庶民だって思い出したよ
 
「……いります?」
 
「…くれんの?」
 
「…どうぞ」
 
そう言って弁当を差し出す佐竹君。
 
「…食わせて?」
 
上目でお願いとかふざけてみる。
 
「(ごふっ!!おねだり!!?)〜!!」
 
そのままがぼぉっとはんぺんを突っ込んで来る。
 
「うむっ………うまい…!」
 
 
ほんと至福。横でぶつぶつ何かゆってる佐竹君はほっとくことにした。
 
 
 
 
「ふう………ごちそうさまっ!」
 
 
 
とりあえずゆっくり食べ終わって、弁当をしまう。
 
《3‐S、志月暦君。至急講堂までお越しください。》
 
あ、僕?…めんどっ
 
「佐竹君、ちょっと行ってくるね。」
 
「にょおっ!!!!はははひ!!!!」
 
…妙な奇声。




←前 | 次→
4/26
Back
TOP
「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -