いち





 
 
あぁあああ煩わしい。
 
「なぁ暦!!お前何番なんだ!?」
 
話し掛けるな黙れ自重しろ。つか自分の席座れ。
 
とにかく鬱になりそうな位話しかけて来るまりも頭。や、や…?………あ、八雲だ八雲。
 
「………さん」
 
「三番かー、俺は1番なんだ!!」
 
はいはいしるか。さようならしてください。
 
「…オイ、早苗なんでこいつなんかに話しかけてんだよ。」
 
不機嫌オーラっつうか殺気満載の会長さん。名前?知らない。ぐいっと八雲を引き寄せた。
 
「うわっ!やめろよ真哉!!」
 
真哉…は会長か。
 
「いいじゃねぇか…なぁ?」
 
格段にエロい声で八雲の耳元で呟いた。
…………ちきん肌になったじゃないか!!
 
…とあまりにもキモ過ぎる茶番劇を始めたので現実逃避しようと横の平凡くん…もとい佐竹くんの方を見た。
 
「…」
 
彼は、無言で…いや死にそうな顔で現実逃避をしていた。
………なんかいらっとしたから口にじゃがりこ5本突っ込んでやった。
 
 
 
…もちろん噎せてたが。




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