ユキヒラさんと和紗ちゃん
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【〇〇とわたし】より
ユキヒラ(以下、行)と和紗(以下、和)のぐだぐだな会話



行 「おお! 『読んだよ!』ボタンを押してくれたか。水瀬殿に代わって、礼を言うぞ」

和 「いつも読んで下さってありがとうございます。っていうか、何でわたし達なの? 連載中のアレとかソレとかに出てる人がやればいいんじゃないの?」

行 「何を言っておるか、和紗。出番がないときこそ、こういう場に出て『あぴーる』をせねば!」

和 「アピールくらい、ちゃんとカタカナで言って下さーい」

行 「……和紗は意地が悪いのぅ」

和 「ユキヒラさんにだけは、そういうこと言われたくない」

行 「わしがお前に何をしたというのだ? いつも優しく見守ってやっているというに」

和 「日頃の言動、全部棚上げですかー!? まったく、何でこんな神さまが人気あるんだろ?」

行 「読む人には判るということだな。大体、わしの魅力は共に暮らすお前が一番よく知っておるだろうに」

和 「……ダメな所もよく存じ上げておりますが」

行 「そこで、わしの科白を全否定しないのが和紗の可愛いところだな」

和 「やっかましい…! て言うか、これって拍手のお礼なんでしょ? なのに、こんなんでいいわけ?」

行 「よいのではないか? わしらのこのやり取りを楽しんでくれる者もおるようだからのぅ」

和 「何か、納得できない…っ」

行 「納得出来ようと出来まいと、これがわしらのいつも通りの姿であろう。さて、ときに和紗や」

和 「何?」

行 「わしらの次の出番はいつになるのだ?」

和 「さぁ…? おかーさん的には桃か桜か雨の時期に、新作を書きたいなぁと考えてるらしいけど」

行 「随分といい加減な予定だのぅ」

和 「でも、こうなったのはユキヒラさんのせいだって、おかーさんは言ってたよ? 『鬼やらい』でユキヒラさんが余計なこと言ったからだって。一体、何言ったの?」

行 「あれは別にわしだけの責任ではないぞ。大体、あんな設定をいつまでも隠そうとするほうが無理があるのだ」

和 「いやそんなこと言われても、わたしはよく判んないし。ホント、何言ったの? ユキヒラさん」

行 「……教えん」

和 「あー、ハイハイ。別にいいですよ。まったく子どもじゃないんだから、いきなり機嫌悪くしないでよね。変なユキヒラさん」

行 「………」(←何か言いたげ)

和 「(無視) まぁ、こんな具合でわたし達の次の出番は未定ですけど、忘れないで頂けたら幸いです。相変わらず、節操なしなおかーさんですが見捨てないであげて下さい」

行 「……拍手、コメントは何よりの励みだそうだ。今後ともよろしくしてやってくれ」

和 「お礼にも何にもなってない会話文でしたが、最後までお付き合いして下さってありがとうございました。またお会いできる日を楽しみにしています」

行 「さて、一体いつになることやら……」




【おしまい】



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