case アウトレイジャー



 深夜0時。
 静寂に包まれた街に、警報音が響く。宝石店から出てきたのは、3人の黒ずくめの男達だ。
「うまくいったな」
「あぁ。予定通りだ」
 言いながら、彼らは仕事の成功を喜び合う。その中でも、手に輝く宝石を持った男が笑みを漏らした。
「あとのことは俺に任せてもらおう。とっておきの隠し場所があるんでな」
 その彼の言葉に頷いて、男達は夜の闇に紛れていった。




〔2012.04.01 Song by Janne Da Arc 『赤い月』〕

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