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2011,12,29妄想【鷹斗のフェチ】注:大人向け


息を荒げて、肌を赤く染めて。
時々俺をじっと見つめて、甘くて熱い息を吐く。

君の内側が俺の指を締め付けて、まるでもっと奥へと引き込むように。
その感触に痺れる頭の中で、俺は密かに期待する。

「はっ…あ……、あっ、鷹、斗……。」

小さく呼ばれる名前に、ぞくりと震える背筋。
ここから俺の理性との勝負が始まる。

縋るように伸ばされる細い手とか、焦れたように動くその膝とか。
君の仕草全てがあまりにも官能的で、扇情的で。
ほとんどいつも俺は簡単に負けてしまうんだけれど。

「った、かと、…鷹斗…っ!」
「……っ…。」

潤んだ瞳から零れる涙をそっと拭うと、またきゅうっと狭くなる君の中。
俺は今にも弾けそうな欲を必死に抑える。

言って、その続きを。

「撫子……。」

言って。

「………おね、がい…。」

吐息と共に零れた言葉。
ぎりぎりで繋ぎ止めていた理性を手離した。


君にお願いされると堪らない。
俺のフェティシズム。




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