※エロ有りのリーマンパロ 
※やばいと思った方はお戻りください!
























涙を流した喜び





はじまりはたぶんあいつが入社した頃だったはず。
俺はただの会社員で黙々と仕事をこなしている。今の実力認められて昇格してそのうち見合いとかして好きでもないそこそこの美人と結婚して子供できて金を稼いで家庭のトラブル抱えてジジイになって余生を過ごす、ごく普通で当り前でそれはそれでいい人生なのかもしれない人生を送るだろうなんて思っていた。それも悪くない人生だと思っていたし。
でも考えをがらりと変えたのは新社員が入社して俺の部署に配属されたあの日からだ。今回の数名の配属者のうち一人が俺の目にとまった。まず赤い髪が好印象(本人いわく地毛だそうだ)、鋭い目となぜか化粧している顔、女よりもかと思うほどの白い肌にあのなんとも言えぬ低音ボイス・・・・・・初めて人に惚れた。20数年生きてて初めての経験だった。そりゃあ今まで色々な人間に会ってきたし付き合っても来た。だけど本気で好きになるとかできないで女からは何度泣かれたことか。あ、ビンタもされたな。
とにかく男を恋愛対象にするなんて考えてなかった俺が男を好きになった惚れたキスしたくなった。新入社員の名前はユースタス・キッド。俺の可愛い後輩だ。
とはいえ、俺は自分から告白なんて一度もしたことが無かった。学生時代は女が勝手に付いてくるわけだったので・・・・・・てか俺の中では恋愛したことないし。まぁまて、告白するには手順は踏まないとな。だからまずは俺のことを知ってもらうことから始めよう。まずはそこからだ。

最初のステップとしていつもなら行かない新社員歓迎飲み会に参加すること。俺と言う存在をアピールして印象を残す、これが第一だ。俺の出席に同僚が驚いていたようだがそんなこと関係ねぇ。
飲み会の場で俺は運よくユースタス屋の隣に座ることができた。本当に運が良い。お陰でユースタス屋と話す機会も見つめる機会もたくさんできた。日頃の行いは大切だとつくづく思う。ユースタス屋の笑顔はマジて素敵だ。最初はぎこちない雰囲気を出していたが、俺が色々話を進めると少しずつ心を開いてくれたようで「先輩これから頼りにしますね。」と言ってくれた。そして最終的に笑ってくれたのだ。それだけで俺は幸せになれた。大げさかもしれないが俺にとってはそれだけでかいことなんだ。もっと大きく言えば俺の生まれて最初で最後の大イベントだ。
それから半年、俺とユースタス屋の距離はだいぶ近づいた。ユースタス屋は俺を慕ってくれるし相談をすることもある。仕事のミスで落ち込んだ時に励ましたりプレゼンの発表がうまくいったときに褒めたりずいぶん俺を好きになってくれた。たぶん先輩として。でもそれじゃあ俺は満足しない、恋人になりたいこの欲望をそろそろ抑えるのが難しくなってきた。だから来週に今まで考えていた作戦を実行することにした。あぁユースタス屋、あれから俺も色々勉強したんだ。男同士が愛を確かめるにはどうすればいいのか俺は今まで知らなかったけどやっとわかったんだ。だからちゃんと愛してやらないといけない。

そして決行日の土曜、仕事終わりにユースタス屋を個人的に俺の家で酒でも飲まないかと誘った。ユースタス屋はありがといという感じで誘いに乗ってくれた。優しい先輩として俺のことを慕ってくれるのはすこし複雑だがそれも今日まで。明日からいよいよ俺と結ばれると頬が緩むが今は耐えなければ。
そして俺たち二人はスーツ姿のまま到着。俺の自宅はそれなりにいいマンションでユースタス屋それだけで驚いていた。そのうち一緒に住もうな、その言葉はあとで言おうと思う。そしていろんな酒を出してユースタス屋に飲ませる。かなり上機嫌になったユースタス屋は酔いが速く回ったのか無防備に俺のベッドに寝転がった。チャンスだと思った俺はユースタス屋の上に覆いかぶさった。ユースタス屋は笑っているのでどうやら先輩は悪乗りしていると思っているようだが残念ながら俺は本気だ。その証拠として自分のネクタイを取ってユースタス屋の上で両手首を縛った。先輩悪乗りが過ぎますよ、と言われたがあいにく本気だと伝えるとさすがに眉をしかめた。あぁ愛しいユースタス屋、今俺と気持ちよくなろうな?大丈夫あれから本当に気持ち良くなる方法を勉強したんだ。まずはユースタス屋のワイシャツのボタンをはずして胸の突起を舐めた。ずいぶん罵声とやめろという言葉を浴びられた気がしたがきっと混乱しているだけだ。仕方ない、こんな経験は俺もユースタス屋もしたことがないから。でもやめる気は全くない。舐め続けるとユースタス屋の顔はほのかに赤くなり呼吸も少し乱れているように見える。どうやら酔っているから感度もいいみたいだ。すごく嬉しくてユースタス屋のズボンのベルトに手をかけていた。その時ユースタス屋は絶叫していた気もするが興奮のあまり覚えていない。








気づけば俺は自分の手にローションをなじませてユースタス屋の立派な息子を扱いていた。部屋にはぐちゃぐちゃと水音が響いている。この音はユースタス屋の耳にも届いているようで首を振って音を聞かないようにしているようだが無駄なあがきだと思う。なにせ敏感な部分に刺激を与えているのだから快感は体中を走っているだろう。その証拠にローションとユースタス屋の先走りが混ざってさらに水音を増していた。でもこの際聞こえていなくても俺の手でユースタス屋が感じているという事実だけでも良しとしよう。
涙と鼻水でぐちゃぐちゃの顔を見て俺は耐えきれなくてローションと先走りまみれの指でユースタス屋の尻の穴を解しはじめた。この後を痛みを軽減するためにも。でも興奮していた俺は解すのに夢中で痛がったユースタス屋に優しくできなかった。反省するべき点だ。愛する人に気を使えないのは最低だと思った。だからこれが終わったら甘い愛を語って優しいキスを送ろうと決めた。
十分解れたかなと様子を見て自分もズボンを脱ぐ。そりゃあユースタス屋のこんな恥ずかしくて素敵な痴態を見たら俺の息子も勃起して先走りもびしょびしょで。あぁ、今ここで一つになれるんだ・・・そう思うと笑いが溢れてしょうがない。目の前の相手の「タノムカラヤメテ」という言葉を無視して一気に挿入。俺の息子は今ユースタス屋に包まれている、ユースタス屋とつながっている、この事実がどれだけ俺に高揚感を与えていることか・・・・・・気づけば俺の腰は動いていて快楽を得るためひたすら律動をしていた。












気がつきゃ朝になっていた。俺の大きいベッドには俺と隣で熟睡しているユースタス屋。昨日の情事がよほど疲れているのかまだ起きる様子は見えない。今は取ったが手首に巻いたネクタイの痕が痛々しい。後で謝罪しておこう、好きという言葉とともに。そういや脱ぐ時間が惜しくてワイシャツを脱ぐのを忘れていたな。下半身はまるだしで少し笑えるが。
携帯を開いて時間を確認する、現在6:34。そういや俺のカメラフォルダに色々入ったな。昨日の俺は興奮していたのもあったが酔ってもいたらしくて情事の途中や終わりに愛しいユースタス屋を撮影した。記憶があいまいだがデータは嘘はつかない。その証拠に俺とこいつが吐き出した精子まみれになった可愛いユースタス屋の写真が残っていた。
それを見たとき俺はなぜか泣いた。一瞬何が起こったかわからなかった。俺の頬に何か伝っている?あぁ涙だ、そんな感じの流れで俺の頭で処理された。なぜ泣いたのか?別に悲しいわけでも苦しいわけでもない。むしろ今は嬉しい、大好きな奴とセックスできた喜びがあるからだ。
・・・・・・・・・あぁ・・・嬉しいから泣くのか。今まで感じたことのないとてつもない喜びだからこそ今俺は泣いているのか。こんな風に泣くのはドラマや映画だけかと思ったが現実にもちゃんと存在しているんだな。まして俺にも・・・・・・

「あは、はははっ・・・・・・あははははははっ、はーっははははは!!!!!」

たった二人しかいないこの部屋で涙交じりの俺の笑い声が響きわたる












(こんなにも泣くことが嬉しいなんて)




ネタ提供しーちゃん
ありがとう!!!

110214