「陸都、あれ取ってくれ」
『はい、』
「あぁ、ありがとう」
「「‥‥‥‥」」
祓魔塾職員室にて、会話を交わすネイガウス先生と同期の陸都先生
そして、その様子を見守る湯ノ川先生と奥村先生
「陸都、紅茶入れてくれないか」
『はい、』
「「‥‥‥‥」」
一言で済まされるその淡々とした会話は、仲がいいのか悪いのか‥‥
湯ノ川先生と奥村先生は、そんなことを考えていた
すると、そんな2人の視線に陸都先生が気づく
『どうかしたんですか?2人とも?』
「あ、いえ‥‥、なんでもありません」
そう言ってごまかす奥村先生
だが、
「ぶっちゃけさ、陸都先生ってネイガウス先生と仲いいの?悪いの?」
「湯ノ川先生!?」
あまりにもストレートな質問を言う湯ノ川先生に動揺する奥村先生
そして、質問された陸都先生は一瞬キョトンとした表情を見せて、次の瞬間、笑いだした
back mae tugi