陸都の顔が一気に紅潮する


そんな陸都の顔を見て俺は驚いた


――なんだ、そんな表情もできるのか


「クックッ‥‥。こうしていれば、お前もかわいいもんだな」


『え!?な、なに言ってんだ!てか、はっ‥‥離せよ!』


そう言われて、とりあえず素直に陸都を離す


『1回捕まえたくらいで、調子に乗るなよ!?』


そう言い残して、陸都は逃げて行った


いつものように身軽な走りだが、いつもと違うところがあった


それは、今まで笑いながら走ってていた陸都が、今日は顔を真っ赤にしたまま走っていったこと


――これからの日課は、少し楽しくなりそうだな


back mae tugi



×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -