時空という神は、気紛れなのか
それとも必然に起こしているのか――…
秋宵ノ再会
「嬢ちゃんまたいつでも来なさいよー」
「了解ー、ご馳走さんでしたー」
馴染みの甘味処
お嬢ちゃんという歳、でもないんだけどなーと苦笑する
そう、今日は平和に変態……まぁあの人は仕事で出かけている為、暇なので!
その休みを満喫していた時だった
手土産に団子を左手に持ち
開いている右手で、戸を開ければ
「……あれ?」
『……和泉?』
目の前には眼帯をつけ、漢前な見覚えのあるお兄さんが座っていた―――……
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