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二人の要望で、彼女達の前で唄う事になった青葉


軽く息を吸うと、口を開いた




――…月明かりに導かれ 出会うは奇跡



桜の様に儚く 花びらの様に舞い散り



天津風(あまつかぜ)よ どうか知らせて



貴方への想いを



刻まれる時代(とき)を



貴方は疾り(はしり)続けていく



例え想い(こころ)が砕かれても



魂は決して砕けはしない



過去も未来もその先も



全てを包み込め



疾り続けろ この空の下



未来(さき)に何が待っていようとも



歩みを止めるな 想いを猛ろ



いつか夢見た明日が そこにあるから…



mae tugi





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