(4/7)

てな訳で

急遽、土方対青葉が決定


その対戦を見逃すまいと、幹部達や隊士達がこぞって観戦に来た



『……物好きな奴らめ……』

「でも隊長、本当に良いの?」

「……危ない…土方が…」



青葉の側には、特務隊でお馴染みの佐助と小太郎

しかし彼らの心配は己の隊長ではなく、土方の身



「…隊長が本気で殺ったら、土方の旦那生きて帰ってこれないからねぇ」

「……土方、無謀…」

『……佐助、変換違うから。小太郎、言い過ぎ』



言いたい放題の二人に、青葉も嘆息を漏らす



『…ま、今回は木刀だし。【アレ】を使う程じゃないよ』

「「……早く終わる?」」



同時に聞いてきた二人に、青葉はつい視線を逸らす



『……ぶっちゃけ、長引く』



不意に道場内に歓声が沸く

土方が現れたからだ


道場の中心で互いに向かい合った二人は、激しい火花を散らす



「では清々堂々勝負するように。

土方歳三 対 青葉紫苑…試合 開始!



mae tugi





×
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -