(4/7)

扉を少し開けて、塔の如く縦に並んで、のぞき見する幹部一同と千鶴



千「……うわぁ……」


平「……何っうか……」


新「……修羅場?」


左「……土方さん、下手過ぎだろ……」


沖「土方さんだから」


斎「総司、気付かれるぞ…」


沖「だってさぁ…あの鬼副長がさ…ぶっ!」


千「あわわっ…土方さん、手元が怖いですっ!」


近「トシ…」


新「近藤さん、大丈夫だって。青葉がいんだしよ?」


左「そうだぜ?見てくれよ、あの見事な包丁捌き」


井「青葉君、料理上手だからねぇ」


千「私も色々教えて貰ってますよ、凄く分かりやすくて」


斎「…以前魚の捌き方を、手ほどきして貰った」


平・新・左「いつの間に…」


沖「あれ?でも青葉って北国出身なのに、魚捌けるの?」


千「何でもお知り合いに教わったとか…」


近「……無事に…終わると良いなぁ……」


全員「……確かに……」


mae tugi





第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -