彼女の言葉に、ア然とする一同
『いやだってよ…幹部でまともに飯、作れんの源さんと一だけ
じゃんか』
それに黙っていないのが三人組
「ひっでぇよ、兄ちゃん!」
「そうだぜ!俺達だってなぁ?」
「そうだ、そうだっ!」
『…あれは飯、と言える分類じゃねぇよ』
彼女の一言であえなく撃墜
「そうか、青葉君は知らなかったね。山南さんも料理上手なんだよ」
井上の言葉に、青葉は驚嘆の息をつく
『へぇ……で。一番料理下手なのは?』
すると幹部達は一斉に、土方を見た
「なっ!?」
『……成る程な……』
それに納得する青葉
彼の料理の腕前は、幹部達から聞き及んでいたからだ
「俺だって飯ぐれぇ作れらぁ!」
むきになる土方だが、皆が渋い表情を浮かべる
「…だって…なぁ…」
『…近藤さん、許可をくれ…
幹部調理訓練を実施するっ!』
「ええっ!?」
『ざけんなっ!料理の腕前の有無で、戦況が左右される場合もあんだぞっ!!』
彼女の言葉に、皆が納得して押し黙る
「……うむ。なら許可しようっ!」
mae tugi
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