03

魔法魔術学校ホグワーツ
新入生は組分け帽子なるモノで、4つの寮のどれかに振り分けられる

各寮には特色があり、特にグリフィンドールとスリザリンは犬猿の仲なのだが…僕に言わせてみれば


「バカらしい」
「…バカって、君ね…」
「サクヤ位だよ、そんな事」
「そう?」


彼らはハリー・ポッターとロン・ウィーズリー。ホグワーツに向かう汽車で知り合った
因みに僕達は共に、グリフィンドール寮だ

ロンから聞いたのだが…魔法使いを親に持っている生徒を【純血】と呼ぶらしい。対して僕みたいに普通の家庭からホグワーツに入学した生徒を【マグル】と呼ぶらしいが…


「僕に言わせてみれば、そんなもんだよ。血で何もかも決まる訳じゃないし、寮が違うだけで相手を決め付けるのはお門違いじゃないか?」
「「……………」」


少し言い過ぎたかな
元々僕は、皆と物事の捉え方が違う。多分母さんの影響だと思うけど


「君達も頭の隅っこで良いから覚えておいて」
「「…うん」」


変わった生徒

(……不思議な奴だ)


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