「サータっ!助けてくれぇぇぇ!!」
『…は?』
突然響いた叫声
それは駅員古参のクリードだった。つか何故ここにいる?ここは整備待機室だぞ…いや、それ以前にクリードを落ち着かせるか
***
『はぁ?ノボリとクダリが女に付き纏われてる?』
「…そうなんだ…」
クリードを整備士長室に案内し、落ち着かせて理由を聞けば…何っう下らん
『つか二人がモテるのは、今に始まった事じゃねぇだろ』
「そいつらタチが悪ぃんだよ、タチが」
…いや、まさかな〜
うん。とりあえず理由、聞いてみっか
『……まさかとは思うが、仕事に支障きたしてるとか言わんよな?』
「その、まさかだ」
『ええっー…』
俺は二人の人気ぶりを、就任してから僅か数日で思い知った
だがその頃も今も
今まで彼等の仕事に支障を来す様な、振る舞いをした女性はいなかった筈
「クダリは適度にあしらってる、時期に諦めるだろ。問題はノボリだ」
『何?お互いに相手、違うの?』
「ああ。特にノボリ目当ての女が厄介でな…ノボリ本人がウブだから、漬け込みやがって…」
『ホンット不器用だな、アイツ…』
あー…何かノボリの将来が不安になってきたぞ。アイツ嫁さん貰えるんか…って違う!
同時期に、同じ振る舞いをする女性ねぇ…キナ臭ぇ…
『とりあえずソイツに、裏あるか調べてみる』
「悪ぃ!俺達は対策練るわ!」
お悩み相談
(…なんだ、この嫌な予感)
>整備待機室は、駅員室の整備士版と捉えて頂ければ
クリード/駅員古参の一人でクラウドと同期、オリキャラ
11.10.04.エムブロ記載
11.10.16.編集記載
mae tugi
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