07ーlane


「サータっ!助けてくれぇぇぇ!!」

『…は?』



突然響いた叫声
それは駅員古参のクリードだった。つか何故ここにいる?ここは整備待機室だぞ…いや、それ以前にクリードを落ち着かせるか



***



『はぁ?ノボリとクダリが女に付き纏われてる?』

「…そうなんだ…」



クリードを整備士長室に案内し、落ち着かせて理由を聞けば…何っう下らん



『つか二人がモテるのは、今に始まった事じゃねぇだろ』

「そいつらタチが悪ぃんだよ、タチが」



…いや、まさかな〜

うん。とりあえず理由、聞いてみっか



『……まさかとは思うが、仕事に支障きたしてるとか言わんよな?』

「その、まさかだ」

『ええっー…』



俺は二人の人気ぶりを、就任してから僅か数日で思い知った

だがその頃も今も
今まで彼等の仕事に支障を来す様な、振る舞いをした女性はいなかった筈



「クダリは適度にあしらってる、時期に諦めるだろ。問題はノボリだ」

『何?お互いに相手、違うの?』

「ああ。特にノボリ目当ての女が厄介でな…ノボリ本人がウブだから、漬け込みやがって…」

『ホンット不器用だな、アイツ…』



あー…何かノボリの将来が不安になってきたぞ。アイツ嫁さん貰えるんか…って違う!


同時期に、同じ振る舞いをする女性ねぇ…キナ臭ぇ…



『とりあえずソイツに、裏あるか調べてみる』

「悪ぃ!俺達は対策練るわ!」



お悩み相談

(…なんだ、この嫌な予感)


>整備待機室は、駅員室の整備士版と捉えて頂ければ

クリード/駅員古参の一人でクラウドと同期、オリキャラ


11.10.04.エムブロ記載
11.10.16.編集記載


mae tugi


×
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -