15ーlane


『狙いはギアステーションの機動力。もしくは乗客を人質に取っての、運営資金回収目的の金銭狙い…って所じゃね?』

「後者がアタリ」



やっぱ金目的かい…



『はっ!下っ端が無い頭を使ったじゃねぇか』

「っ!?」



顔を真っ赤にしてまぁ…キレーなオカオが台無しだよ?オネーサン?

しかし…下らねぇ事を考えてくれたな、オイ。て事はシティに登録されたのは、偽りの情報か



『ノボリとクダリに近付いたのは、ギアステーション内部情報を得る為』

「ええ、そうよ。白い坊やは無理だったけれど、黒い坊やには効果抜群だったわね。まさかあんなにウブとは思わなかったわ」

「っ!!」



………ノボリの息を飲む音が嫌に響く


このアマ、今までのは全部演技ってか…オマエこそ俳優になれや



『だがさほど、情報は得られなかった様だな』

「貴女が邪魔してくれたお陰でねっ!!」



逆ギレかよ、タチ悪
つか邪魔して当然なんだがなー、何を世迷い言を…



「いくら貴女のポケモンが強くても、この子には勝てないわ」

「オノノクスッ!?」



女が繰り出して来たのは、オスのオノノクス。しかも普通の倍デカイ



『ほー…良く育てられとる、意外』

「…貴女っ…」



コイツ意外と育成の才能あんじゃねーか。なんでソッチ方面に進まねぇで、こんなウンチク団体に入ったんだか…

非常に勿体ねぇ



『相棒、出番だぜ』

【承知しました】



そう呟くと、空から降ってきたのは相棒の一人



「ル、ルカリオッ!?」



強ぇぞ、コイツは
元々強い素材を、俺が育て上げたからなー



『リミッター外してくぞ』

【宜しいので?】



当たり前だ
こんな事されて黙ってられる程、俺はお優しくねぇよ



『ああ…ぶちかますぞ』

【承知しました】



その実力

(……う、ウソ……)
(うわぁ…)
(瞬殺、でございますね)

>ルカリオ好きです

11.10.15.エムブロ記載
11.11.01.編集・記載


mae tugi


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