『狙いはギアステーションの機動力。もしくは乗客を人質に取っての、運営資金回収目的の金銭狙い…って所じゃね?』
「後者がアタリ」
やっぱ金目的かい…
『はっ!下っ端が無い頭を使ったじゃねぇか』
「っ!?」
顔を真っ赤にしてまぁ…キレーなオカオが台無しだよ?オネーサン?
しかし…下らねぇ事を考えてくれたな、オイ。て事はシティに登録されたのは、偽りの情報か
『ノボリとクダリに近付いたのは、ギアステーション内部情報を得る為』
「ええ、そうよ。白い坊やは無理だったけれど、黒い坊やには効果抜群だったわね。まさかあんなにウブとは思わなかったわ」
「っ!!」
………ノボリの息を飲む音が嫌に響く
このアマ、今までのは全部演技ってか…オマエこそ俳優になれや
『だがさほど、情報は得られなかった様だな』
「貴女が邪魔してくれたお陰でねっ!!」
逆ギレかよ、タチ悪
つか邪魔して当然なんだがなー、何を世迷い言を…
「いくら貴女のポケモンが強くても、この子には勝てないわ」
「オノノクスッ!?」
女が繰り出して来たのは、オスのオノノクス。しかも普通の倍デカイ
『ほー…良く育てられとる、意外』
「…貴女っ…」
コイツ意外と育成の才能あんじゃねーか。なんでソッチ方面に進まねぇで、こんなウンチク団体に入ったんだか…
非常に勿体ねぇ
『相棒、出番だぜ』
【承知しました】
そう呟くと、空から降ってきたのは相棒の一人
「ル、ルカリオッ!?」
強ぇぞ、コイツは
元々強い素材を、俺が育て上げたからなー
『リミッター外してくぞ』
【宜しいので?】
当たり前だ
こんな事されて黙ってられる程、俺はお優しくねぇよ
『ああ…ぶちかますぞ』
【承知しました】
その実力
(……う、ウソ……)
(うわぁ…)
(瞬殺、でございますね)
>ルカリオ好きです
11.10.15.エムブロ記載
11.11.01.編集・記載
mae tugi
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