…まさか唯の一件が、リボーンを通してマーモンに知られていたとは


ただマーモンは俺が唯を陥れたのはデマ…と言い切りやがったので、全部説明してみた



*****



『………てな訳』

「……何それ、最悪」



全部説明したら、マーモンは嫌悪感を露にする

……気持ちは分かるよ



『まぁ映像・音声証拠は確保してあっからな…アイツ、もう後ねぇよ』

「ちゃっかりしてるね…でも腑に落ちない…」

『は?』

「リボーンの話だと、そいつ…

最初は今と全然違って、素直な子だって言ってたけど?」


『……は?』



彼の言葉に、俺は目を見開いた

え…どういう事?



「何でもある時期から、あんな感じになったらしいよ?」

『ある時期から?……何か、ややこしくなる予感がする……』



確かに…唯自身には俺も違和感を感じたが…

あー!ややこしいっ!


…一から調べ直しかよ…



「僕も手伝おうか?」

『……金、出せんぞ?』



守銭奴と名高いマーモンが手伝うっ!?

Sランクの報酬を支払う程の金ねぇぞ!?



「要らないよ」

『え…?マジでかっ!?』

「その変わり、この一件が終わったらドルチェ作ってよ」

『………あいよ』



そーきたか……

実は見た目とは裏腹に、マーモンは甘党なんだよな


この前和菓子作ってやったら、ニヤケながら食ってた位



「本部の方はどうなってんの?」

『恭弥と草壁、獄寺とランボと骸はこちら側。

リボーンは分からんが、多分綱吉と了平は中立っぽい。

山本は気付いてるっぽいけど、唯側だな』

「リボーンには僕から、それとなく聞いてみるよ…他の連中は分かるとして、山本は何で?」

『……アイツ腹黒いから』

「……納得」



応援出張inヴァリアー
五日目A



>ヴァリアーの方はどうする?
>様子見る。本部がゴタついてる、なんて知られたら面倒だからな
>ん、分かったよ。じゃ時期が来たら僕に連絡頂戴、翠の代わりに伝えるから
>おう、頼むわ

11.11.18.




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