それはザンザスから匣を貰った翌日



「おいカス共!聞きやがれっ!こいつにはもう、メイドの仕事させねぇからな」

「……はい!?」




とんでもない発言を投下して下さいましたよ、この方っ!!



「ゔぉ゙ぉ゙い!一体どういう事だっ!?」

『ザ、ザンザス…?』



目を見開いて呆けてると、首根っこを掴まれた

見上げるとザンザスの不機嫌そうな顔が…



「てめぇらは来るな」

『え、ちょ、ザンザスぅ!?』



そのまま俺はザンザスに、引きずられて行きました

…前にもこんなの、なかったか?(ありました by.管理人)


ザンザスに引きずられて連れて来られたのは、広い部屋



『……何処?』

「修練部屋だ」

『修練、部屋?』

「おめぇに匣の使い方を、俺様直々に教えてやる!感謝するんだなっ!!」



鼻で笑ったザンザスだが…



『…なぁ…ザンザス…』

「あ?」

『ぼっくす、って何だ?』



沈黙が部屋に下りた

あ、ザンザスの表情が引き攣ってる



「…雲雀から、聞いてないのか?」

『ない』

「……ちっ!」



ちょ、舌打ちすんなぁ!不可抗力だろ!

だがザンザスは以外にも、匣の事を丁寧に説明してくれた


作られた経緯から、種類、使い方まで



「……分からないとかホざいたら、かっ消す…」

『あー、はいはい…匣とリング、自身の属性が全て一致しないと駄目だって事だろ?』

「簡単に言えば、な。ただし大空は別だ」

『大空?って\世や綱吉の属性の?』



綱吉の名前を出した途端、ザンザスは青筋を立てる

……話にゃ聞いてたが、本当に綱吉の事を毛嫌いしてんだな…



「……あぁ。大空のみ、全ての匣の開匣が可能だ。だからこそ、貴重なんだが…」

『ふぅーん…』



するとザンザスは俺に向かって、何かを投げて寄越した

……リング?



「匣を開けるには、死ぬ気の炎をリングに灯さねぇと始まらねぇ。やってみろ」

『…やってみろ、って…』

「リングを付けろ」

『へいへい』



ザンザスに言われるがまま、俺は渡されたリングを右手の中指に付けた

……………あれ?



『………ザンザス』

「あ?」

『死ぬ気の炎って…そう簡単には出ないって言ったよな?』

「……カス共は、な」

『………えーと…これ…』

「っ!」



何か…オレンジの炎が灯ってるんですが…



『…あれ?俺、大空属性?』

「(…やはりな。こいつは…)」



応援出張inヴァリアー
三日目



>ボス、翠ちゃんと何してるのかしら?
>ししっ、ボスってロリコンだったのか?
>……不埒な……
>お前がね、レヴィ。翠は18だよ
>……
>あらぁ?どうしたの、スクアーロ?
>…戦闘修練室に入ってったぞ、あの2人…
>>>>>え゙っ゙!?
>…あいつ、無事に帰って来れれば良いが…

11.10.15.




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