………でかっ!



只今、ヴァリアー本部の目の前にいます

マジでデカい…本部っうより城だよ…


呆然と本部をを見上げてると、誰かが出てきた



「ゔぅ゙お゙ぉ゙い!やっと来たかぁっ!!」



いつか見た銀髪ロン毛野郎じゃん

…ん?何か、やつれてねぇ?



『スクアーロ様、ですね』

「ゔぉぉ、済まねぇなぁ……」

『……あの、以前お会いした時よりも……その、お痩せになって…ませんか?』

「……」



俺の問いにスクアーロは、視線を逸らした

…お前、もしかしても苦労性?



『…私は皆様と違い、戦闘には参加出来ません。ですが他の事で、皆様のお手を煩わす事を致しません。

その為に私が本部から、派遣されましたのです。これからはご自分の任務に集中して下さい』

「……マジで済まねぇ……」



俺が言うとスクアーロは、瞳に輝くモノを浮かべる

…こりゃ一筋縄じゃいかなそうだ…



***



スクアーロに案内され、俺は他のヴァリアー幹部と会う事に

ある一室の前で、スクアーロは足を止め、俺に振り向く



「此処だ。先に言っておくが…ヴァリアー幹部は癖の強い連中だからな」

『…スクアーロ様を拝見した時、何となく察していました』

「……そうか」



複雑そうな表情を浮かべたスクアーロは、そのままその部屋を開けた



「ゔぉ゙ぉ゙い!連れて来たぞっ!!」

『……スクアーロ様、耳が…』

「ゔっ…済まねぇ…」



いきなり隣で叫ばれ、耳が痛ぇ…



「あらぁ、可愛い子!スクアーロ、叫んじゃ駄目よ可哀相よ〜」

「ししっ、弱そー。てかルッスーリア、お前の目は節穴?これの何処が可愛いのさ?」

「ベル先輩ついにボケましたかー?この人はメイドさんです、戦えませんよー?」

「んだとボケガエル!」

「ベル!フラン!止めなさいっ!!」

「…何て美人な…」

「おや、珍しい。レヴィが赤くなってる…キモいから止めてくれない?」



………えーと………



「こいつらが幹部だ…やってけるか?」

『……善処シマス……』


応援出張inヴァリアー
初日


>あらぁ、ボス!ほらこの子よ、本部からの応援メイドさん!
>お初にお目にかかります、翠と申します(…柄、悪っ!)
>……ザンザスだ(……何だ…この感じは…?)

11.10.03.




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