メモ帳 | ナノ

FT→魔法 試作

「もし、行く所がないなら…私達の所に来ない?」


優しい声音が響く
差し出されたその掌が、俺には救いの手に見えた



******


それから幾多の季節が回り

俺は今、魔法使い見習いになってます


色々と訳ありな俺だが、まぁ何とか上手くやっていけてる。何とか

強いて上げる問題と言えば、良く分からん派閥がある事だ。何だったか、確か闇の勢力とか?興味が全くなかった俺だったが、無関係ではなかった……いや関係者になったと表現した方が正しい

何せ俺の義弟がバッチリ関係者で、現在進行形で命狙われてんだから

ふざけんじゃねぇよ
下らない理由で弟を狙いやがってからに…俺がそんなん認めねぇ

そんな訳で
闇の勢力とやらを瓦解させる為、色々と手を回しているが…現在壁にぶち当たった


『ホグワーツの図書館じゃこれが限界、か』


畜生、コイツが全てを終わらす鍵だっつーのに

狸爺に頼むか?
いや、止めよう。あの狸爺はあくまで囮だ…俺達第三勢力の存在を知られたら、今までの努力が水の泡になる


『…仕方ない。ルシウスのおっちゃんに資料頼むか』


何故か毎年の如く起きるアクシデント、まぁコイツも利用させて頂いてます

俺の"力"を表沙汰に出来ない以上、協力者を仰ぐのは必然的で。結果、えらい事になってたりする


『"せんせい"の説教が目に浮かぶなぁ…』
「ほぅ?我輩の説教とは…今度は何を仕出かしたのかね?」


聞き慣れたバリトンボイスに身体がつい硬直

え?何でいるの?

恐る恐る背後を振り替えってみると、青筋を立てた魔法薬学教授殿のお姿が


『…………教授。いつから気配を消せる様になったんですか?』
「貴様に振り回されておれば嫌でも身に付く…それより、詳しくお聞かせ願いますかな?火妖精(サラマンダー)殿?」


滅竜魔導師と英国魔法世界


(…な訳)
(貴様はどれだけ無茶をするのだ!)
(っー…)
(貴様が無茶をすればハリーとて心配するのは当然であろう!少しは姉の自覚を持ちたまえ!)
(へーい…)

((反省する気がないな…まぁ良い。後でハリーに言って貰えば何とかなるか))


夢主はハリーとスネイプに弱いと良い←
因みに救済を地でやってるので、大概の連中助かって夢主が作った第三勢力で密かに動いてます

オチ未定
最終決戦後。強制的に元の世界に戻った夢主だが、何故かスネイプまで巻き込まれる。仕方ないのでギルドに連れていくと、あれやこれやでいつの間にかギルド内戦術系教師としてやっていってるスネイプ(問題児達の躾含む)夢主は兄を差し置いてS級に
そんな折りに転生したリドルを発見、保護して二人して育てる…って所まで考えたけど、終わりが見えん…(;^ω^)


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2014/05/10 21:21

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