due



「ククク……こんな序の口でへばっていたら、最後まで持たぬぞ名前」


「っは、はぁ……え、さい、ご……? ッきゃあ!?」



服とともに捲し上げられるブラ。


突起を掠める冷えた風に、震えることしかできない。


そして、名前の目はいまだ暗闇に慣れないものの、DIOに身体をまじまじと見られていることだけは感じていた。



「ぁっ、は、やだ……見な、でぇ!」


「ほう……これほど乳首を赤く腫れさせておいて、そんな口を聞くのか?」


「ッ、ちが……ぁあん!?」



突如、摘ままれる胸の先。


全身を駆け巡る痺れに口から漏れ出す、はしたない声。


自分の耳を劈くそれに、名前は顔を真っ赤にした。


「違う? このDIOに嘘をつくつもりか?」


「ゃ、そうじゃ……あっ、コリコリやあっ……!」



両胸を揉みしだかれ、時折突起を弄られる。


その終わることのない責め苦に堪えられず、彼女は懸命に首を振り、謝罪を口にした。



「ごめ、なさっ……DIO様、ごめんなさいぃっ」


「ん? なぜ謝っているのか、私にはわからないぞ」


「ぁ、ああッ、そん、なっ」


続けられていく愛撫。


そして、ふと手を止めたDIOは己の唇を名前の胸元へと近づけた。


「クク……実に美味そうだ」


「はっ、ぇ、なにを……」


「このやらしい果実は、私がいただこう」


「ッ、ぁああん!」


食まれるという新たな刺激に、彼女はあられもない声を上げた。

一方、それが≪イイ≫とわかったのか、DIOはその赤くぽってりとした突起を舐め、舌で転がし、歯で噛んだ。


「ぁっ、あっ、ああッ! も……やらっ、でぃおさま! わたひ……!」


ガクガクと小刻みに震え始める名前の身体。


胸をそれぞれ別の動作で虐めていた彼は、その彼女の声にピタリと動きを止めた。


「ッッ……ぇ、? はぁ……なん、れぇ」

刹那、訴えるように潤んだ瞳が自分へと向けられる。


誰にも見せなかったであろうそれに、心が掻き立てられるのは優越感ゆえか。


「フン、名前よ。このDIOにはわかるぞ……今、貴様が蕩けきった顔をしていることも、次に何をしてほしいのかも、な」


「はぁ、っは……あんッ、そこ、はっ」


スカートの中に手を差し込み、ある一点を指で突けば、揺れる名前。


しかし、まだこちらを弄るわけにはいかないのだ。


「名前。私にもう一度、忠誠を示すがいい。そうすれば……望むまま、抱いてやろう」


「!」

再び、彼女の耳元で唇を開く。


「……忠、誠……」

あからさまに動揺している名前に、優しい言葉を付け加えた。


「そうだ。お前はただ答えればいい……誰のものか、をな」


そのまま耳を食めば、面白いぐらい反応する彼女を見て、DIOは自分のスタンド『世界』へ目くばせする。


「っ、あ」

次の瞬間、両手首を解放される名前。


つまり、忠誠を行動で示せということだ。

「準備は整った。どうする?」


「……DIO様」


引き寄せられるようにDIOの頬へ手を当てる。


そして――



「ん……っふ」

稚拙だが、自分にできる精一杯のキスを彼へ贈った。


歯列の裏をなぞり、舌を吸う。


「んんッ、ふ、ぅ……っは、私は、貴方様の……もの、です」


そっと唇を離せば――銀色の糸が見え、名前の心をゾクリとさせた。




いつの間にか、蝋燭の火は戻っていたらしい。


これでいいのだろうか。


不安を交えた瞳で男を見上げれば、口角が上がっている。


「……いいだろう」


「ぁんっ」


「名前の忠誠……確かに感じたぞ!」



剥ぎ取られる下着。


それを投げ捨てたDIOは、名前の左足を高く上げた。


「っ、は……DIO、さまぁッ」


「ほう。こんなに蜜を溢れ出させて……この私を受け入れる準備ができているようだな」


「ひゃんっ」



左の人差し指でクチリと秘部を弄れば、名前の口からまた違う嬌声が上がっていた。

そして、時折彼の目の前でヒクヒクと自己主張する、小さな陰核も指で捏ねてやる。


「ココがいいのか……それともココか?」


「あっ、ああん! 秘部もッ、クリも……りょうほ、両方いいの、ぉっ」



はっはっとただただ快感を享受している名前。


それにほくそ笑んだDIOは、ズボンから出した自分のモノを、彼女の秘部へ擦りつけた。


「ひあっ!? ぁ、あつい……なにか、あついぃ」


グチュリグチュリと淫らな音を立てる蜜。


DIOの焦らすような動きに、名前の腰は強請るように揺れる。


「ククク……この熱いモノが欲しいか? 名前よ」


「ぁ、ひうっ、は、はい……ほしい、ほしいれすッ」



にやり。

その言葉を聞いた、次の瞬間――


「ぁあああ……っ!」


押し広げられる感覚。


その熱さと太さに、名前は自分の膣内が収縮しているのを感じた。


「っク、しっかりと、飲み込むがいい」


「ゃ、っあ、ああ……は、いぃ」



グチグチと肉と肉が重なり合う音。

それを耳にしながら、DIOはただ上へ上へと突き進めていく。


そしてふと、何かを思い至ったのか、名前の白い首筋へと唇を寄せた。


「ぁん、っは、DIOさ……ま? なに、を――」


「私のものである、という印だ」


「ぇ? あ、んんんッ」


チクリ、とした痛みに驚きつつも、彼女は男の首に腕を回すことしかできない。


何度も走る痺れに、彼の独占欲の強さを感じて、名前は微笑む。


「ヌウ? 何を笑っている」


「ぁ、いいえ、何も……やんッ」



気に入らなかったのか、男が腰を動かそうとしたそのときだった。





カタン、と響く足音。


DIOが名前越しに本棚から覗けば、見えたのはテレンスの姿。


室内を見渡しているところから、おそらくこの少女を探しているのだろう。



「……DIO、様? 後ろに何か――」



刹那、不安げに後ろを振り返ろうとした名前の口を唇で塞ぎ、男は腰を突き動かしていた。


「んっ!? んっんっ、んーッ!」


「っは……ヌウ」


上下、ときには左右へ。
潤滑油となった蜜に誘われるまま、熱く蠢く膣内を掻き乱す。


「ん……ふ、ぅ……んんっ」


そして、バタンとドアの閉まった音が耳に届いたと同時に、DIOは名前から唇を離し、最奥を貫いた。


「ぁ、はっ……いったい、なに、が……ぁあああん」


「気に、するな……ック」


先端が感じる狭まった入口を、ノックするように叩きつければ、ビクビクと締まる彼女のナカ。


「は、ぁあ、奥! お、く……ついちゃやあッ」


「名前……貴様は、私の、ものだッ!」


拒絶は認めない。


そんな思いを吐き出しながら、DIOは子宮内に入ってしまうのではないかというほど、己のモノを突き上げ――


「ッ、出すぞ……名前、私の! このDIOのを、お前に……!」


「っ、DIOさま……くださ、い! ナカに……ッ、ひぁああ、ああんっ!」


「クッ……!」


モノを刺激するように波打つ名前の膣内。


DIOは感情に導かれるまま、欲を吐き出した。










仕事<越えられない壁<私
そうでなければ、許さない






〜おまけ〜

「テレンス」


「これはDIO様……、名前!?」


「書庫で倒れていたのだ。私が部屋へ運んでおく」


「は、はあ。よろしくお願い致します(……彼女の乱れた服と首のキスマークでわかりますよ、さすがに)。」



執事の苦難は続く。









ついにやってしまいました、DIO様!
毎回、裏を書くときは表現を控えるべきか、もっと激しryすべきか悩んでおります。


何か思うところ&感想などございましたら、clapへお願いします!
お読みいただき、ありがとうございました!
polka



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