「ククク……こんな序の口でへばっていたら、最後まで持たぬぞ名前」
「っは、はぁ……え、さい、ご……? ッきゃあ!?」
服とともに捲し上げられるブラ。
突起を掠める冷えた風に、震えることしかできない。
そして、名前の目はいまだ暗闇に慣れないものの、DIOに身体をまじまじと見られていることだけは感じていた。
「ぁっ、は、やだ……見な、でぇ!」
「ほう……これほど乳首を赤く腫れさせておいて、そんな口を聞くのか?」
「ッ、ちが……ぁあん!?」
突如、摘ままれる胸の先。
全身を駆け巡る痺れに口から漏れ出す、はしたない声。
自分の耳を劈くそれに、名前は顔を真っ赤にした。
「違う? このDIOに嘘をつくつもりか?」
「ゃ、そうじゃ……あっ、コリコリやあっ……!」
両胸を揉みしだかれ、時折突起を弄られる。
その終わることのない責め苦に堪えられず、彼女は懸命に首を振り、謝罪を口にした。
「ごめ、なさっ……DIO様、ごめんなさいぃっ」
「ん? なぜ謝っているのか、私にはわからないぞ」
「ぁ、ああッ、そん、なっ」
続けられていく愛撫。
そして、ふと手を止めたDIOは己の唇を名前の胸元へと近づけた。
「クク……実に美味そうだ」
「はっ、ぇ、なにを……」
「このやらしい果実は、私がいただこう」
「ッ、ぁああん!」
食まれるという新たな刺激に、彼女はあられもない声を上げた。
一方、それが≪イイ≫とわかったのか、DIOはその赤くぽってりとした突起を舐め、舌で転がし、歯で噛んだ。
「ぁっ、あっ、ああッ! も……やらっ、でぃおさま! わたひ……!」
ガクガクと小刻みに震え始める名前の身体。
胸をそれぞれ別の動作で虐めていた彼は、その彼女の声にピタリと動きを止めた。
「ッッ……ぇ、? はぁ……なん、れぇ」
刹那、訴えるように潤んだ瞳が自分へと向けられる。
誰にも見せなかったであろうそれに、心が掻き立てられるのは優越感ゆえか。
「フン、名前よ。このDIOにはわかるぞ……今、貴様が蕩けきった顔をしていることも、次に何をしてほしいのかも、な」
「はぁ、っは……あんッ、そこ、はっ」
スカートの中に手を差し込み、ある一点を指で突けば、揺れる名前。
しかし、まだこちらを弄るわけにはいかないのだ。
「名前。私にもう一度、忠誠を示すがいい。そうすれば……望むまま、抱いてやろう」
「!」
再び、彼女の耳元で唇を開く。
「……忠、誠……」
あからさまに動揺している名前に、優しい言葉を付け加えた。
「そうだ。お前はただ答えればいい……誰のものか、をな」
そのまま耳を食めば、面白いぐらい反応する彼女を見て、DIOは自分のスタンド『世界』へ目くばせする。
「っ、あ」
次の瞬間、両手首を解放される名前。
つまり、忠誠を行動で示せということだ。
「準備は整った。どうする?」
「……DIO様」
引き寄せられるようにDIOの頬へ手を当てる。
そして――
「ん……っふ」
稚拙だが、自分にできる精一杯のキスを彼へ贈った。
歯列の裏をなぞり、舌を吸う。
「んんッ、ふ、ぅ……っは、私は、貴方様の……もの、です」
そっと唇を離せば――銀色の糸が見え、名前の心をゾクリとさせた。
いつの間にか、蝋燭の火は戻っていたらしい。
これでいいのだろうか。
不安を交えた瞳で男を見上げれば、口角が上がっている。
「……いいだろう」
「ぁんっ」
「名前の忠誠……確かに感じたぞ!」
剥ぎ取られる下着。
それを投げ捨てたDIOは、名前の左足を高く上げた。
「っ、は……DIO、さまぁッ」
「ほう。こんなに蜜を溢れ出させて……この私を受け入れる準備ができているようだな」
「ひゃんっ」
左の人差し指でクチリと秘部を弄れば、名前の口からまた違う嬌声が上がっていた。
そして、時折彼の目の前でヒクヒクと自己主張する、小さな陰核も指で捏ねてやる。
「ココがいいのか……それともココか?」
「あっ、ああん! 秘部もッ、クリも……りょうほ、両方いいの、ぉっ」
はっはっとただただ快感を享受している名前。
それにほくそ笑んだDIOは、ズボンから出した自分のモノを、彼女の秘部へ擦りつけた。
「ひあっ!? ぁ、あつい……なにか、あついぃ」
グチュリグチュリと淫らな音を立てる蜜。
DIOの焦らすような動きに、名前の腰は強請るように揺れる。
「ククク……この熱いモノが欲しいか? 名前よ」
「ぁ、ひうっ、は、はい……ほしい、ほしいれすッ」
にやり。
その言葉を聞いた、次の瞬間――
「ぁあああ……っ!」
押し広げられる感覚。
その熱さと太さに、名前は自分の膣内が収縮しているのを感じた。
「っク、しっかりと、飲み込むがいい」
「ゃ、っあ、ああ……は、いぃ」
グチグチと肉と肉が重なり合う音。
それを耳にしながら、DIOはただ上へ上へと突き進めていく。
そしてふと、何かを思い至ったのか、名前の白い首筋へと唇を寄せた。
「ぁん、っは、DIOさ……ま? なに、を――」
「私のものである、という印だ」
「ぇ? あ、んんんッ」
チクリ、とした痛みに驚きつつも、彼女は男の首に腕を回すことしかできない。
何度も走る痺れに、彼の独占欲の強さを感じて、名前は微笑む。
「ヌウ? 何を笑っている」
「ぁ、いいえ、何も……やんッ」
気に入らなかったのか、男が腰を動かそうとしたそのときだった。
カタン、と響く足音。
DIOが名前越しに本棚から覗けば、見えたのはテレンスの姿。
室内を見渡しているところから、おそらくこの少女を探しているのだろう。
「……DIO、様? 後ろに何か――」
刹那、不安げに後ろを振り返ろうとした名前の口を唇で塞ぎ、男は腰を突き動かしていた。
「んっ!? んっんっ、んーッ!」
「っは……ヌウ」
上下、ときには左右へ。
潤滑油となった蜜に誘われるまま、熱く蠢く膣内を掻き乱す。
「ん……ふ、ぅ……んんっ」
そして、バタンとドアの閉まった音が耳に届いたと同時に、DIOは名前から唇を離し、最奥を貫いた。
「ぁ、はっ……いったい、なに、が……ぁあああん」
「気に、するな……ック」
先端が感じる狭まった入口を、ノックするように叩きつければ、ビクビクと締まる彼女のナカ。
「は、ぁあ、奥! お、く……ついちゃやあッ」
「名前……貴様は、私の、ものだッ!」
拒絶は認めない。
そんな思いを吐き出しながら、DIOは子宮内に入ってしまうのではないかというほど、己のモノを突き上げ――
「ッ、出すぞ……名前、私の! このDIOのを、お前に……!」
「っ、DIOさま……くださ、い! ナカに……ッ、ひぁああ、ああんっ!」
「クッ……!」
モノを刺激するように波打つ名前の膣内。
DIOは感情に導かれるまま、欲を吐き出した。
仕事<越えられない壁<私そうでなければ、許さない
〜おまけ〜
「テレンス」
「これはDIO様……、名前!?」
「書庫で倒れていたのだ。私が部屋へ運んでおく」
「は、はあ。よろしくお願い致します(……彼女の乱れた服と首のキスマークでわかりますよ、さすがに)。」
執事の苦難は続く。
ついにやってしまいました、DIO様!
毎回、裏を書くときは表現を控えるべきか、もっと激しryすべきか悩んでおります。
何か思うところ&感想などございましたら、clapへお願いします!
お読みいただき、ありがとうございました!
polka
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