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  『夢主をお姫様抱っこして、頬に』


※微々裏(?)、注意




連「ご質問も残すところ、あと三つになってしまいました」


ギ「もうそんなモンか」


連「はい。次はですね……、!」


ギ「(コイツが固まったっつーことは)」


連「……っ『みなさん連載ヒロインちゃんをお姫様抱っこして、頬にキスして下さい。感想をどうぞ!』」


ギ「(やっぱりな)」


連「えと、それで……ギアッチョさん、どうしましょう」


ギ「あ? ≪どうしましょう≫って、何がだよ」


連「ご存知です、よね? こ、このご質問に答えていただくには、その(あたふた)」


ギ「……」


連「お姫様、抱っこと頬にき……っキスを実際にしてもらうことになってて……! あ! もっ、もし今難しいようでしたら、あとででも――」


ギ「オイッ! そうやってダラダラくっちゃっべってっと、舌噛むぞ!」


連「へ? っきゃ!?」


ギ「(容易く名前を抱えたかと思えば)」










チュッ








ギ「チッ。テメーな、もっとメシ食いやがれ、ボケが! しかもなんだこの顔の肉! ぷにぷにしやがって……! 俺のことナメてんのかァアア――ッ!? つか(距離が)近すぎだろ!」


連「……(ぽかん)」


ギ「ッ、これで満足かよ!」


連「あっ、えと、そのっ……は、い(顔を真っ赤にしたまま頷き)」


ギ「! なンでテメーが照れてんだ!」


連「////」


ギ「クソッ! 黙り込んでんじゃ、ねェェエエエエエエ!」













連「それにしてもギアッチョさんって、細身な外見に反して力持ちなんですね(地面に足を着けつつにこにこ)」


ギ「……は?」


連「えへへ、突然だったということもあるんですが、びっくりしてしまいました」








ブチッ





ギ「オイ」


連「? どうかされました――ぁっ!?(片手で頭を掴まれ)」


ギ「こういうときいつも思うんだがよォ〜〜ッ! 人ンこと≪細身≫っつって貶す奴にゃ、それ相応のモンを受ける覚悟ができてるっつーことだよなァアアアアア!?」


連「け、貶してなんかいません! 力持ちって褒めてます! 褒めてるんです……!」


ギ「問答無用、だッ!!」


連「――っ!?!?(こめかみの痛みに声が出ず)」





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