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  『夢主がデートしてほしいと言ったら』






ギ「次はなんだ」


連「こちらです! 『連載ヒロインさんがもしも、一日デートしてほしいと言ったらどう答えますか?』」


ギ「ケッ! そんなモン……!」


連「(じっと見上げながら首こてん)」


ギ「〜〜ッテメーはどうなんだよ! ケーキだったか? イルーゾォ相手に言ってやがったみてーに、デートっつったらなんか目星ついてんのかァアアアア!?」


連「私ですか? ……えっと、そうですね」


ギ「……」


連「か、買い出しはどうでしょうか?」


ギ「は……?」


連「曇りか雨の日になっちゃいますが、ギアッチョさんと買い出しに行きたいです。二週間、もしくは一ヶ月分の食材を買うんですよね(にこにこ)」


ギ「オイ」


連「はい?」


ギ「単純に疑問なんだがよォオ……そもそも、≪買い出し≫はデートに入んのか」













連「えっ? どうなんでしょう?(きょとん)」


ギ「知るか!! 俺がテメーに聞いてんだろうがッ!」


連「わ、私も知りません!」


ギ「だァアアアアッ! 入んのか入んねえのか、どっちなんだよ! 超イラつくぜエ……(貧乏ゆすり)」












ギ「……つってもまァ。服を≪買う≫、≪買わない≫で待たされるよかマシか」


連「え?」


ギ「ッ質問の答えだよ、答え! ≪買い出しなら付き合ってやらア≫!」


連「い、いいんですか?」


ギ「(頷きつつ)ついでに≪チョコラータ(ホット・チョコレート)≫ぐらい、バールでおごってやるぜ。甘いモン、テメー嫌いじゃねえだろ」


連「わあ……! ありがとうございま……って、ダメですよ! ギアッチョさんがご馳走してくださるなら、ギアッチョさんのは私が――」


ギ「うるっせェエエ――――ッ! オメーはこれ以上話をややこしくすんな! 黙って飲んでろ!」


連「ええ!? ……では、お言葉に甘えさせていただきます……(渋々)」


ギ「フン(若干得意げ)」





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