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  『一番恥ずかしい失態を』






ギ「次の質問はなんだよ」


連「えと、こちらになります!」










連「『暗チの皆さんにちょっとした下ネタありの過去に犯してしまった一番恥ずかしい失態を聞いてみたいです』」


ギ「……」


連「ギアッチョさん? あの」


ギ「ンなモンねえ」


連「へ!?」


ギ「第一、あっても答えるわきゃねーだろうがァアア――――ッ!!」


連「そ、そこをなんとか!」


ギ「あ゛ァ!?」


連「お願いします!」


ギ「……」


連「(じーっ)」


ギ「〜〜ックソ! 一度しか言わねえからな!」


連「はい!」


ギ「初任務のときに、服が詰まったクローゼットに数時間潜入してたら、そのまま逆上せちまったんだよッ! で、そん中に鏡があったからイルーゾォに助け出されて……任務は失敗! しばらくアイツらから笑いモンにされて最悪だったぜェエエエエエ!(半ばヤケクソ)」


連「……」


ギ「! テメッ、笑ってんじゃねーぞ!」


連「わ、笑ってません! ただ」












連「可愛いなって思っ――」


ギ「(ジロリ)」


連「(ハッと口元を両手で押さえ)」


ギ「……次、行かねえのか。まだ結構あんだろ」


連「あ……そうです、ね(ギアッチョの反応に不思議そうにしつつも安堵し)」


ギ「(ったくコイツは……≪可愛い≫とか意味わかんねーことほざきやがってよォオオ――ッ! だがンな風に身構えられたら、殴るに殴れねーだろ、ボケがッ)」





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