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  『暗殺者以外の職業につくとしたら』






ギ「おら、さっさと次移んぞ」


連「わかりました! 『もしも、暗殺者以外の職業につくとしたら、どんな仕事をしたいですか?』」


ギ「クソッ。今とは違う仕事っつっても、そう簡単に浮かぶわけねえだろうがァア……オイ、持ってんならアレ貸せ、アレ」


連「? ……あっ、これですね! どうぞ(本を渡し)」


ギ「グラッツェ(ぶっきらぼうに受け取ってから読み始め)」


連「あ!」


ギ「ンだよ」


連「えっと、ギアッチョさん」











連「こちらの本は借り物なので……破っちゃ、ダメですから……ね?」


ギ「……」


連「…………」










ブチッ





ギ「テッメー!!! 人をなんだと思ってんだ! この俺をナメやがってェ――――ッ! そんなに破ってほしーならテメーの鼓膜から破ってやろうか!? あァアアアアッ!?(頭を鷲掴みに)」


連「きゃあああ!?」








〜しばらくお待ちください〜









ギ「チッ」


連「(キーン)あの、ご質問の答えは――」


ギ「……テメーの頭揺さぶるのに忙しくて、まったく思いついてねえ」


連「そ、そうですよね。では……お好きなモノに関連した職業を探す、というのはどうですか?」


ギ「≪好きなモノ≫ォオ? つったらやっぱ、ゲームか」


連「ゲーム関連はこちらです!」


ギ「へえ。意外にいろいろあんだな……お」


連「ふふ、何か見つかりましたか?」


ギ「(頷き)≪ゲームプログラマー≫っつー仕事が気になる」


連「わあ……いいと思います!」


ギ「! て、テメーッ! それ本気で言ってやがんのか」


連「本気に決まってるじゃないですか! ギアッチョさんは特に、≪ビジネスマン≫をイメージできないので……」


ギ「……。オイ、そりゃあどういう意味だ(ギロリ)」


連「! ななななんでもありませんっ! 次のご質問に参りましょう!(わたわた)」





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