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  『夢主がいうことを聞いてくれるなら』






連「では次に行きます!」


ギ「おう。なんでも来やがれ(お茶を飲みながら)」


連「『連載ヒロインちゃんが一つだけ、いうことを聞いてくれるなら、何をお願いしますか?』」


ギ「! ゲホッ、ゴホ……!(咽せ)」


連「え!? 大丈夫ですか、ギアッチョさん!(背をぽふぽふと叩き)」


ギ「〜〜ッテメーが変なこと口走るからだろうが、ボケが!」


連「? えと、どのあたりが変なのでしょう?」


ギ「あァ? ……そういやそうだな」


連「はい」


ギ「……チッ(なんでかわかんねーけどよォ、≪ヤベーこと≫考えちまったじゃねえか! クソッ、クソッ! こうなったらコイツが滅多にしなさそうなことを――)」













ギ「今度俺と≪ゲーム≫に付き合え!」


連「ゲーム、ですか……?」


ギ「まさかテメー、ゲームしたことねえのかァアアア? 俺が言ってんのは、≪人狼≫とかそういうカードゲームやボードゲームじゃねーかんな」


連「な! わ、私だってテレビゲームの一つや二つ、したことはあります!」


ギ「ハッ、どうだか! なら今までにやったことのあるゲーム、上げてみろよ」


連「あっ、う……それは(おずおず)」














連「マリオ○ーティとか」


ギ「……」


連「えっと、他には……(あたふた)」


ギ「…………オイ」


連「! どうかしましたか?」


ギ「ソイツはボードゲームをソフト化したようなモンじゃねえか! この俺をナメやがってェエ――ッ!」


連「へ!? そ、そんな……ミニゲームは結構難しいんですから……!」


ギ「ッはァアアア!? 正気かテメー! アレはガキでもできるように作ってあんだぞ。簡単すぎんだろ」


連「ミニカーのゲームも、ですか?」


ギ「ケッ。あーいう車の奴は得意分野だぜ」


連「す、すごいですギアッチョさん!(キラキラ)」


ギ「は?」


連「えへへ、あのミニゲームは特に難しくて……今度コツを教えてください! あ、ギアッチョさんさえよければ皆さんでしませんか?」


ギ「べ……別にいいけどよ(なンだこの食いつき。つか今更だが、リゾットを含めたオッサン組は、テレビゲーム自体やったことあんのかァ?)」





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