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  『どんな時にムラムラしますか?』


※内容的に注意




連「えっと、次はこちらです!(吹っ切れた表情)」


ギ「(コイツの顔……なんか嫌な予感がすっぜ)」


連「『どんな時にムラムラしますか?独りでスるとき、どんなこと考えてますか?』」


ギ「!」


連「よろしければお聞かせくださ……」


ギ「……(ゴゴゴゴゴ)」


連「え!?」


ギ「(ホワイト・アルバム発動中)」


連「あ、あの、ギアッチョさん! 機器は――くしゅん! えっと機器は超低温でも壊れるかもしれないので、どうか落ち着いてください……!」








数分後――







連「ふう……。気を取り直して、いいですか?」


ギ「チッ。ああ、進めろ」


連「(こくりと頷き)それで、む……ムラムラと独りでされるときについてなんですが……っ」


ギ「……ムラムラは、やっぱそういうモンとか気になる奴のこととかに影響されんじゃねえのか」


連「≪そういうモノ≫というのは本とか映像とか、ですよね?」


ギ「ああ。すべてにムラムラッと来るワケじゃねーけどよォ、そういうの見ながら≪アイツはどんな顔すんだろーな≫って想像すんのが――(かなり語ってしまったことに気付き固まり)」


連「(いたたまれなさそうに)」


ギ「テメーなァアアッ! 自分から聞いておきながら、なんつー顔してんだ!」


連「あ……ギアッチョさんのお話が、想像以上に赤裸々だったので、その」


ギ「ンな!?」


連「い、今のお話は後半の質問のお答えにも重なりますか?(身の危険を感じたのか咄嗟に話をずらし)」


ギ「……そりゃ、そうだろ。いろいろ思い出してスんだよッ! ワリーか!(やけくそ)」


連「悪くないです! えと、そんなときにギアッチョさんは好きな方のどういうところを想像、もしくは思い返すんですか?」


ギ「! オイ。それ聞いてお前楽しいのか!? ぜッッッてー楽しくねえだろ!」


連「≪楽しい≫というよりは、≪恥ずかしい≫に近いですが、皆さんのことを知れるのは嬉しいです……よ?(頬を赤らめつつ)」


ギ「〜〜ケッ! ……やっぱ≪表情≫が一番だと思うぜ、俺ァ」


連「そうなんですね。ありがとうございます、ギアッチョさん!」


ギ「(クソ。なんかよくわかんねーが、いろんなモン失った気がするぜェエ……)」





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