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  『たまには夢主をイジめちゃいましょう』


※会話の内容的に微々裏注意




連「次のご質問は……、え!?」


ギ「どうした」


連「……『たまには連載ヒロインちゃんをイジめちゃいましょう!はい、お願いします!(REC)』」


ギ「はァッ!? テメ、イジめるっつったって何を……!」


連「そ、それはギアッチョさんにお任せします」


ギ「〜〜ッ(なんでそこだけ俺に任せんだよ! クソッ、何をどうすりゃいいんだ……)」


連「えと、できればお手柔らかに……お願いします、ね?(おずおず)」


ギ「(考えながらまじまじと名前を見つめ)」


連「(大人しく待機中)」


ギ「(彼女の顔に右手を伸ばしたかと思えば――)」












ギ「(デコピン)」







ビシッ





連「あう!?」


ギ「ケッ、≪イジめる≫っつったら、こんなんでいいんだろォオオ? テメーが望む限り、チョップでもなんでもしてやら――」


連「うう……っ、あの、ギアッチョさん」


ギ「……ンだよ」


連「なんとなくなんですが、ご質問で求められてるモノとは違うように感じるのは、気のせいでしょうか?(ジンジンと痛む額を擦りながら)」


ギ「なッ! じゃ、じゃあ他に何があるって言うんだよ」


連「えっと、たとえば……せ……≪セクハラ≫、とか……(目を伏せつつ)」


ギ「せ……ッ! せ、せ、セクハラってテメーな、そういうのは変態にでも頼めよ! つかもっと具体的に言えッ! 具体的に!」


連「え!? あ、うっ、それは……」


ギ「オイ、どーした! はっきり言いやがれ」


連「〜〜っう、後ろから胸を掴んだり(byメローネ)」


ギ「……」


連「腰をさわさわっと撫でたり(byプロシュート)」


ギ「ッ」


連「耳に息を吹きかけたり(byリゾット)。ぎっ、ギアッチョさん!」


ギ「! なんだよ」


連「も、もうすでに≪言葉のセクハラ≫になってます……!」


ギ「……、はァアアア!? テッメー、人が大人しく聞いてやってるっつーのに、なンだその言い草はッ!」


連「恥ずかしいことを言わせるのも、立派なセクハラですっ!(顔を真っ赤にしながら必死に訴え)」


ギ「…………チッ! そんならついでに言わせてもらおうじゃねーか! オメー、俺の部屋がどこにあっか知ってるよなァ――ッ!?」


連「え? ギアッチョさんのお部屋はリゾットさんのお部屋の隣、です。……?(不思議そうに首をかしげ)」


ギ「わかってんならちったァこっちを気遣え! 毎晩毎晩休む間もなく朝までイチャつきやがってよォオ! 俺をナメてんのか、クソッ! クソッ!」


連「ひえっ!?(思わぬ言葉に変な声が飛び出し)」


ギ「フン(どうだ、これでコイツも少しは警戒――)」


連「/////」


ギ「って、ンな風にますます赤くなってんじゃねェエエエ! こ、こここっちまで焦っちまうだろうがァ――ッ!」





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