『メンバーに対して呆れた出来事』
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連「次はこちらです!」
ギ「ンだよ」
連「『メンバーの中でこいつはあほだな…と呆れた出来事ってありますか?』」
ギ「あー」
連「どうでしょうか? 私もできれば聞きたいです」
ギ「ケッ、まあアイツらにゃ毎日呆れさせられてるからなア……。特にメローネとかよォ――!」
連「た、確かにリゾットさんに説教されてるメローネさんを、よく見かける気がします」
ギ「……は?」
連「? どうかされましたか?(きょとん)」
ギ「オイ、テメーは何他人事みてーに言ってんだァアアア!?」
連「えっ?」
ギ「リゾットがキレんのは、アイツがテメーにいちいち≪ちょっかい≫かけるからだろうがッ! そろそろ自覚しやがれ! つかそれ以前に、あの変態がアジトで余計なことすっからいろいろややこしいんだよな。数日前も、俺の仕事着のポケットに、オメーの下着紛れ込ませたりよォ!」
連「ギアッチョさん、あの……って、ええ!?(なくしたんだと思ってた……)」
ギ「他にも、≪本貸せ≫っつったのにエロ本渡してきたり、買い出しンときにフラフラと女のとこ行ったかと思えば、健康状態やらなんやら聞いてやがったり……ッだァアアア、クソ! 超イラつくぜェ〜〜ッ!」
連「お、落ち着いてください……!(わたわた)」
数分後――
ギ「……(ようやく大人しくなり)」
連「ふう。えっと、ちなみに呆れた出来事は、他にありますか?」
ギ「あるに決まってんだろ。変態以外だと、ホルマジオとかな」
連「ホルマジオさん、ですか? 少し意外です」
ギ「ハッ! だろうな。そのときのアイツには呆れたっつーか、≪マヌケだな≫って思ったっつーか」
連「よ、よろしければ詳しく聞かせてくださいっ」
ギ「朝方リビングから、誰かに話しかけるようなホルマジオの声が俺の部屋まで聞こえてきたんだよ。ンで、覗いてみたら」
連「はい」
ギ「ソファに座るホルマジオ以外、誰もいなかった」
連「?」
ギ「アイツ、デッカイ酒瓶抱きしめてソイツを熱心に口説いてやがった(呆れ)」
連「そ、それは……(コメントに困り)」
ギ「こちとら朝っぱらからテメーの声で起こされたんだぞ! 何が悲しくて、酔っ払った姿拝まなきゃあならねーんだッ! 俺を散々コケにしやがってよォオオ――!」
連「(ホルマジオさん、このこと覚えてるのかな……)」
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