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  『好きなアイスは何ですか?』






ギ「ゼーッ、ハーッ……ゼー、ハー」


連「ぎ、ギアッチョさん、大丈夫ですか?」


ギ「問題ねえッ! つかテメーはなんで、もう復活してんだよ! 早すぎだろ!」


連「えと……っ私一応、吸血鬼ですから(苦笑)」


ギ「チッ」


連「(し、舌打ち……)ではそろそろ進めますね?」


ギ「(小さく頷き)」


連「ご質問です! 『好きなアイスは何ですか?』」


ギ「アイス、だァ?」


連「はい! イタリアといえば、ジェラートというイメージはありますが……」


ギ「……」












ギ「ガ○ガリ君(ぼそり)」


連「へっ?」


ギ「ッだから、≪ガリガ○君≫っつったんだよ! 文句あっか!」


連「も、文句はありません! でも……ギアッチョさん、食べたことあるんですか!?」


ギ「……まーな。任務でオメーの母国に行くことがあって、そんときに食った。なんつーか意外に……」


連「意外、に?」


ギ「悪かーなかったぜ。いろんな味食べ比べてみたけどよォ、やっぱ水色の奴が一番だな(かなり好きなのか声色が明るくなり)」


連「わあ! そうだったんですね……えへへ」


ギ「! テメー、何笑ってんだ。おちょくってんのか」


連「いえっ、そうじゃなくて! やっぱり日本のモノを好きって言っていただけると、嬉しいなあって思ったんです」


ギ「……」


連「(のほほん)」








ギ「(右手を出したかと思えば、名前の頭めがけてチョップし)」






ガンッ




連「〜〜っ!?」


ギ「にこにこにこにこと呑気に笑ってんじゃねェエ――ッ! さっさと次の質問に行きやがれ、ボケが!」


連「は、はい!(痛い……)」


ギ「チッ(コイツ、いつもこんな調子でやってんのかァアアア!? 今までの奴らはまだしもよォ……ジジイと変態にゃ警戒しねーと、痛い目遭わされんぞ、オイ)」





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