100000hit | ナノ


  『夢主に着せてみたい服は』






ジ「よし、次は――」


連「こちらになります! 『連載ヒロインちゃんに着せてみたい服はなんですか?』」


ソ「これは……衣装関係だな。ジェラート、先に頼む」


ジ「りょーかい! 任せてよ!」


連「お、お願いします……!」












ジ「まず上から選ぼうかな」


連「(ドキドキ)」


ジ「そうだな〜、夏仕様になるけどやっぱ≪透け感のある白いシャツ≫で!」


ソ「透け感、か」


連「ジェラートさん。えと、インナーなんですが……」


ジ「うん。モノクロを基調とした≪ボーダー柄のタンクトップ≫とかいいと思うよ!」


ソ「ボトムスはどのようなモノにするんだ?」


ジ「そっちは≪デニムのガウチョパンツ≫にしよう! あ、色は薄い青ね」


ソ「ガウチョパンツ?」


連「えっと……ふくらはぎ丈で、裾がゆったりしたズボンのことだったと思います」


ジ「正解! 靴はサンダルでもスニーカーでもなんでも合うし……+αで言うなら、夏らしい帽子も被ってほしいかな」












ソ「ジェラートが言い終えたということは、俺の番か」


ジ「もちろん! ほらほら早く! 大体決まってるんでしょ?」


ソ「(無言のまま名前のつむじから足のつま先を見渡し)」


連「?」


ソ「上は≪白ブラウスに七分丈の紺のジャケット≫。ブラウスの裾は、ジャケットの袖の上に重ねるように折っているとさらにいい」


ジ「うんうん」


連「シンプルでいいですね」


ソ「あとはベージュの細い……確か≪スキニーパンツ≫という名前だったか。あれか、タイトスカートでも可だ」


ジ「なんていうか、THEデキる女って感じだね!」


ソ「まあ、そういうことになるな」


連「わかりました! ジェラートさん、ソルベさん、ありがとうございま――」


ジ「あれ? ソルベ、もう終わり? このスタイルから考えると、まだ≪かけてほしいモノ≫が残ってるんじゃないの?」


ソ「!」


連「かけてほしい、もの?(不思議そうに)」


ソ「……」






ソ「名前。できれば≪縁ありのメガネ≫もかけてくれるか(切迫した表情で)」


連「え!? は、はい!(圧されるまま頷き)」


ジ「あはは、やっぱり」





prev next

19/24
人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -