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  『夢主をお姫様抱っこして、頬に』


※微々裏(?)




ジ「次はどの質問かな?」


ソ「名前、頼めるか」


連「はい! ……、あ(紙を見て一瞬固まり)。えと……っ『みなさん連載ヒロインちゃんをお姫様抱っこして、頬にキスして下さい。感想をどうぞ!』」


ソ「!」


ジ「お姫様抱っこにキス、ねー……そりゃリーダーがあんなに暴れるわけだ」


ソ「名前」


連「ソルベさん? えっと、どうかしましたか?」


ソ「確認なんだが、あいつらは――ホルマジオとイルーゾォは本当にこの質問通り横抱きとキスをしたのか?」


連「え? あ……そ、そうですね。声だけじゃわかりにくいかもしれませんが、本当に実行していただいて、ます(俯きがちになりつつ)」


ジ「んー? どしたのさ、突然。そんなこと言い出すなんて」


ソ「いや、特にこれといった理由はない、ぞ」


ジ「煮え切らないなあ。……もしかしてソルベ、オレがいるから遠慮してるの?(ニヤリ)」


ソ「……」


ジ「ふーん、そっか。なら――」













ジ「お先〜!(名前を立たせたかと思えば、ひょいっと抱え)」


連「きゃ!?」


ジ「あー、やっぱり軽い。名前、もっと食べなきゃ」


連「(ジェラートさんって、意外に力持ちなんだなあ……って、そうじゃなくて!)あ、あの! ジェラートさ――」







チュッ





連「っ!」


ジ「ん、ほっぺたも摘まみたくなる柔らかさだね。まあ何より、いつも以上に慌てふためく名前を見れてよかったよ。……で、ソルベはどうするの?」


ソ「(神妙な面持ちのまま立ち上がり)」


連「そ……ソルベさん。無理はなさらないでください、ね?(おずおず)」


ソ「……大丈夫だ、問題ない(いとも簡単に抱えてしまい)」


連「!」


ジ「あはは、そうこなくっちゃ! 名前、どう? ソルベはオレより背が高いから、視界も変わったんじゃない?」


連「はっ、はい! ソルベさん、ありがとうございました! えと、そろそろ」


ソ「いや。まだ残っているだろう、これが(頬に唇を軽く当て)」


連「〜〜っ(どうして皆さん、そんなスマートに……!)」


ジ「あーあ。名前、また困り顔になっちゃった。それでソルベ、ご感想は? どうだった?」


ソ「……意外に小柄だと思った。そして柔らかかった」


ジ「だよね。一回、引っ張ってみてもいいかな、≪ぐにょーん≫てさ」


ソ「やめてやれ(こちらの会話に気付いていない名前を一瞥しながら)」


連「(うう、イタリアーノ恐るべし……)」





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