連「では、次のご質問に移りますね」


ジ「どの質問が来るか楽しみだね、ソルベ」


ソ「そうだな」


連「えっと……『連載ヒロインさんがもしも、一日デートしてほしいと言ったらどう答えますか？』」


ソ「……デートか」


ジ「あ！　リーダーがアジトに唯一ある、ラジオを叩き潰そうとした質問のうちの1つだ」


ソ「あのときは止めるのにかなり苦労した」


連「(り、リゾットさん……)」


ジ「ほーんと独占欲が強すぎるというか。≪漢≫なら「デート？　どんどん行ってこい！」ってぐらいの器量を持たないと！　ってわけでオレは一日デート、≪オッケー≫って答えるよ。ソルベは？」


ソ「俺も、別に構わない」


ジ「はああ……ダメダメ。そんな返し方じゃ、名前も悲しんじゃう」


連「え？　わ、私は――」


ソ「……。≪もちろんいいぞ。一度、3人でデートをしてみたかった≫と答える」


ジ「だって！　やったね、名前！」


連「あ……ありがとうございま、す……？(少し首をかしげながら)」











ジ「で。3人でデートするって決まったのはいいけど、具体的に何しよっか」


連「そうですね……」


ソ「夜にどこか出かけるのはどうだ」


ジ「うーん、それだと名前が男2人を侍らせてるみたいになっちゃうでしょ」


ソ「なるほど」


連「あの、ソルベさん、ジェラートさん」


ジ「ん？　どうかした？」


ソ「(名前の方を見つめ)」


連「お二人は、普段……その、デート(？)でどんなことをされてるんですか？」


ジ「そうだねえ。旅行とか、アジトではよく映画鑑賞とか……、あ」


ソ「映画鑑賞か……いいな」


ジ「ね！　今度部屋で映画見ようよ、ソルベとオレで名前を挟んでさ！」


連「へ？　そ、そんな。私は間じゃなくて、お二人のどちらか隣に座れれば……っ」


ジ「えー？　せっかく≪3人で≫デートなのに、それじゃ意味ないじゃん。もしかして遠慮してる？　全ッ然気にしなくていいんだよ。たとえ≪なんか起こっても名前の頭上で≫だから」


ソ「安心してくれ」


連「は、はい(安心していいのかな)」





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10/24