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  『特技について』


※少々イチャイチャ&グロ注意




ジ「は〜、盛り上がりすぎちゃった。ごめんね、名前。次の質問教えてくれる?」


連「わかりました! 次のご質問は、お二人それぞれにいただいた質問が似てたので、1つに統一させていただいています」


ジ「そうなんだ! ソルベ、オレたちってやっぱ≪運命共同体≫だと思わない?」


ソ「ジェラート……俺もそう思っていたところなんだ。名前、その質問を聞かせてくれ」


連「はいっ! まずジェラートさんに『これだけは他人に負けない特技ってありますか?』といただいて」


ジ「うんうん」


連「ソルベさんにも『これは自慢できる特技ってありますか?』といただいています!」


ソ「自慢できる特技か。一見変わった特技も、あのチームでは≪普通≫な場合が多いからな」


連「そ、そうなんですね」


ソ「ああ。ジェラートはアレがあるだろう」


連「アレ……?(首こてん)」


ソ「≪毒殺された奴の死に顔を見て、飲んだ毒の名前を当てる≫クセがあるんだ」


連「えっ」


ジ「うーん、まあ確かにそうなんだけどさ」


ソ「? 何か思うところがあるのか」











ジ「オレ、≪誰よりもソルベを想うこと≫が一番の特技だと思う」


ソ「!」


連「(ソルベさん、すごく驚いてる……)」


ジ「ソルベはどうなの? 誰よりも想ってくれてる、よねえ?(にっこり)」


ソ「と、当然だ! ≪ジェラートを想う≫という特技は、誰にも負けない自信がある……ッ!」


ジ「なら良し」










ジ「あとさ、ソルベ。さっき特技について考え込んでたけどあるじゃん」


連「そうなんですか?」


ソ「まさかアレか? アレは人に聞かせていいものじゃあ」


ジ「ソルベー……お前、自分だけ免れるつもりなわけ? オレの特技言ったんだから≪おあいこ≫でしょ」


連「えと、ソルベさんさえよろしければ聞かせてください」


ソ「いや待て、名前――」


ジ「もちろん。ソルベってね、ちょっと医学の方もかじってるからか知らないけど、≪死体から目的の内蔵をナイフで的確に取り除く≫のが特技なんだ。だから、名前の内蔵の位置も大体目星ついてるはずだよ」


連「え、あっ、な……内蔵、を?(思わずお腹を隠すように両手で押さえ)」


ソ「……(やはり引かれた……)」





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