連「次は……続けてジェラートさんです！　『ソルベと共通の趣味はありますか？』」


ソ「！　オレと共通の趣味、か」


ジ「うーん、そうだなあ」


ソ「お互いが没頭している姿をきっかけに、自分も始めるということはよくあるんだが、出逢ったときから同じ趣味は――」


ジ「……」










「「あ」」









連「！　な、何かありましたか？」


ソ「思い出した、≪旅行≫だ」


ジ「ターゲットって海外にいることも多いでしょ？　だから、ちょっと≪言えない≫ルート使ってよく行ってたんだよね、オレたち」


連「旅行……素敵ですね！(にこにこ)」


ジ「名前も、夜に出かけて帰ってみるってのはどう？　夜にしか見れないモノもたくさんあるし！　いいよ〜？　旅行は」


ソ「絆が深められる」


ジ「そうそう。……でもまだオレたち、ジャッポーネには行ったことないんだよね」


ソ「ああ。かなり興味はあるんだがな」


連「じゃ、じゃあ！　日本でぜひ見たいものってありますか？」


ジ「もちろんあるよ！　確か……あれ、なんて名前だっけ。ハ……ハ……」


ソ「≪ハラキリ≫か？」


連「えっ」


ジ「それだッ！　さっすがソルベ！　他にはねえ、やっぱ≪フジヤマ≫！」


ソ「≪ゲイシャガール≫」


ジ「≪サムライ≫に≪スシ≫！　あとは――」







「「≪ニンジャ≫！」」




連「……」


ソ「ジャッポーネの暗殺者……一度でいいから見てみたい」


ジ「今度こそ行こうね？　ソルベ！」


ソ「(晴れやかな笑顔で頷く)」


連「え、っと(どこから修正すればいいのかな……)」





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