『メンバーのマル秘情報』
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ソ「大丈夫か? げっそりしているが」
連「だ、大丈夫です! 次のご質問に移りますね。ジェラートさん宛です」
ジ「了解! 読んで読んで」
連「『メンバーの誰かのまる秘情報とかあれば教えてください』」
ジ「あー、マル秘情報ねえ。あるっちゃあるけど……≪マル秘≫になんのかな。ま、いっか。本人に聞こえたら意味ないから、コマーシャルにしてくれる?」
連「わかりました……!」
〜コマーシャル中〜
ソ「ジェラート。誰の情報を話すつもりだ?」
ジ「うーん……、よしッ! プロシュートとリーダーのマル秘情報を話そっかな」
連「(ドキドキ)」
ジ「まずはプロシュートから!」
連「お願いします!」
ソ「……」
ジ「あいつって、なんでもすんなりとこなしてるイメージあるよね」
連「そう、ですね……」
ジ「オレもチームに入った頃はそうだと思ってたんだよ。でもさ……意外に努力家みたいで、プロシュートが時々グレフルで≪おじいさん≫になるときあるでしょ?」
連「(コクコク)」
ジ「それに関係する話なんだけどさ。数年も前、夜中に廊下を歩いてたら、プロシュートの部屋から声が聞こえてきて」
ジ「プロシュート以外に誰かがいるわけでもないし、なぜかかなりの確率で咳き込むし。とうとう我慢できなくなって、興味半分心配半分で覗いてみたら――じいさんになったあいつが鏡を見つめて、≪ターゲットのこと、孫と勘違いして近付くか……≫、≪ゲホッゴホッ、ゆっくり歩かねえとな。腰とか膝やっちまわねえように≫などなど呟いてたわけだ」
ジ「演技派というか、こだわりあるというか、心配して損したというか……まあ今ではアレが、いろんなとこで役に立ってるんだけど。あ、たぶんあいつ、≪自分が努力してることを知られたくないタイプ≫だから、オレが話したことは秘密ね」
連「はい!」
ソ「あとはリーダーか」
ジ「(頷き)リーダーの情報は、単純に≪オトナの雑誌≫の居場所だよ」
連「! 私が本棚で見つけた本(参照:somma 〜39〜)とは違うんです、か?」
ジ「うん。そっちはメローネからの見舞い品でしょ? オレが今から言うところに隠してあるのは、リーダーが≪自発的に≫手に取った奴。知りたい?」
連「お、教えてくださいっ(そわそわ)」
ソ「(名前のこの食いつきよう……まさか探すつもりなのか)」
ジ「≪ベッドと布団の間≫。掃除のときとか、見かけたことあるんじゃない?」
連「いえ……部屋の掃除になるとリゾットさんがいつも、≪リビングや廊下を頼む≫と仰ってくださるので、私はそっちに行くんですが……」
ジ「はは、やっぱ黒だね」
ソ「……黒だな」
連「(リゾットさんが自ら買われた本、ちょっと気になる……っ)」
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